宜野湾市議会 > 2022-06-22 >
06月22日-04号

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  1. 宜野湾市議会 2022-06-22
    06月22日-04号


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    令和 4年  6月 定例会(第444回)   令和4年第444回宜野湾市議会定例会会議録(第4日目)                       午前10時00分(開議時刻)            令和4年6月22日(水)                       午後3時45分(散会時刻)1.出席議員(23名)     議席番号   氏名    議席番号   氏名       2   伊佐文貴     3   平安座武志       4   又吉 亮     5   栄田直樹       6   上里広幸     7   宮城政司       9   濱元朝晴    10   宮城 司      11   石川 慶    12   宮城 克      13   山城康弘    14   真喜志晃一      15   知念秀明    16   米須清正      17   伊佐哲雄    18   屋良千枝美      19   知名康司    20   呉屋 等      21   平良眞一    22   桃原 朗      23   伊波一男    24   岸本一徳      25   桃原 功2.欠席議員(1名)     議席番号   氏名    議席番号   氏名       1   上地安之3.欠員2名(8番、26番)4.説明のために出席した者      職名       氏名     職名       氏名     市長       松川正則   副市長      和田敬悟     教育長      仲村宗男   上下水道局長   島袋清松     総務部長     伊波保勝   企画部長     安藤 陽     基地政策部長   米須良清   福祉推進部長   岡田洋代     健康推進部長   崎間 賢   市民経済部長   国吉孝博     建設部長     石川康成   教育部長     嘉手納貴子     指導部長     又吉直正   消防長      浜川秀雄5.議会事務局出席者      職名       氏名     職名       氏名     事務局長     川上一徳   次長兼総務課長  仲村厚子     議事担当主幹   平田駒子   議事係長     大城拓也     主任主事     棚原裕貴   主事       伊佐直樹     主事       又吉竜希6.会議に付した事件は議事日程第4号のとおりである。              議事日程第4号         令和4年6月22日(水)午前10時00分開議 日程第1 一般質問    (1)宮城政司     (2)上里広幸    (3)桃原 朗     (4)栄田直樹 ○平良眞一副議長 おはようございます。ただいまから第444回宜野湾市議会定例会第4日目の会議を開きます。(開議時刻 午前10時00分) 本日の日程は、お手元に配付してあります議事日程表第4号のとおり進めてまいります。 日程第1.一般質問を行います。7番 宮城政司議員の質問を許します。宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。議席番号7番、会派結・市民ネットワーク宮城政司ヤイビーン、ユタサルグトゥ、ウニゲーサビラ。 副議長よりお許しいただきましたので、通告した一般質問を質問させていただきます。よろしくお願いします。 明日6月23日は慰霊の日です。戦後77年たちます。何年たとうが、決して忘れてはいけないことだと思います。二度と沖縄を戦場にしてはいけないという大切な思いを私たちはしっかりと引き継いでいくことが大事だと思います。 それでは、宜野湾市の慰霊の日に関連する取組について伺ってまいりたいと思います。平和祈念のパネル展を毎年6月に開催しています。このパネル展を継続して開催する意図、そしてその思いをお伺いいたします。 残りの質問は自席にて行います。よろしくお願いします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 おはようございます。宮城政司議員の御質問にお答えいたします。戦後77年を迎え、戦争体験者が減少していく中、多くの貴い命が奪われた沖縄戦を風化させることなく、戦争の悲惨さや平和の大切さを継承し、平和な社会を創造していくには、継続して市民の平和意識の高揚を図ることが重要であると考え、毎年、平和パネル展を開催しております。 そのほかの慰霊の日事業としましては、中央公民館にて6月6日から7月1日まで、慰霊の日パネル展を開催しております。また、市立博物館においても6月15日から7月10日まで、写真パネル展「沖縄戦の中の宜野湾」が開催されております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。毎年多くのこういった催物をしていただき、ありがとうございます。私たち沖縄県民宜野湾市民だからこそ、こういった平和を追求する思いというのは、ほかの誰よりも持たなければいけないというふうに感じております。 昨年の3月議会でのことなのですが、平和大使の皆さんから「マンガで知ろう『ぎのわん市の沖縄戦』」というリーフレットを配布していただきました。漫画で、子供から大人まで誰でも分かりやすい内容になっていて、とてもよかったと思います。このリーフレットの作成に至った経緯をお伺いします。また、あわせて、このリーフレット、現在までの発行部数であったり、配布状況についても御説明お願いします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。当該事業は、令和2年度宜野湾市平和祈念事業の一環として実施いたしました。多くの貴い命が奪われた沖縄戦を風化させることなく、戦争の悲惨さや平和の大切さ、命の貴さを継承し、平和な社会を創造していくことを喫緊の課題とし、市民の平和意識の高揚を図ると同時に、次世代へ継承する人材の育成を目的としております。「マンガで知ろう『ぎのわん市の沖縄戦』」につきましては、戦争を知らない子供たちに漫画をツールとして興味、関心を持っていただき、主体的な学びへつながることを目的に作成しております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 経緯について、ありがとうございました。発行部数と配布状況についても御説明お願いします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 失礼しました。リーフレットは、これまでに800部を発行しております。配布状況としましては、市役所玄関前や商業施設において、平和大使が自ら配布したほか、市内小中学校や自治会などに714部配布しております。また、現在、市のホームページ上でも掲載しており、多くの方に御覧いただけるよう情報を発信してございます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) リーフレットの内容、もともと知っていらっしゃったというような方もいれば、初めてそういうことがあるのだというふうに知る方もいらっしゃったりする。いずれにしても、やはり読みやすいということで、誰にでも分かりやすくなっているのかなと思います。かつ、先ほど部長がおっしゃったように、ホームページでもダウンロードして見れるということで、いろいろな見方もできると思うので、今後もぜひ活用していただければなと思います。 そして、同じ時期に宜野湾市のユーチューブで、「戦争体験者証言集」というものが公開されています。市内で戦争を経験された方々に体験談をインタビュー形式で撮影して、ユーチューブで公開しているというものです。この事業に関しても、説明と、その経緯について御説明をお願いします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。本市はこれまで平和祈念事業として、戦争の悲惨さや平和の大切さ、命の貴さを多くの市民、特に戦争を知らない若い世代に向けて継承していくことを目的として、市内全中学校や商業施設にて平和劇やトークセッションなどを実施してまいりました。この事業を実施しました令和2年度は、コロナ禍で様々な活動が制限される状況下にありましたが、戦後75年を迎える節目の年ということもあり、平和啓発事業を継続していくことが肝要であると考え、集客イベントに代わる形として、戦争体験者の貴重なお話を次世代へ語り継いでいけるよう取り組んだものでございます。今後の取組としましては、当該事業を市民へ広く発信し、また平和学習などで活用いただけるよう周知に力を入れてまいります。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 御説明ありがとうございました。例えば小学校などでも、地元の大先輩といいますか、地元のおじいちゃん、おばあちゃんたちの証言が見れたりすると、より身近なものに感じられるのではないかなということで、多くの市民、市外の方にも見ていただきたいのですけれども、部長おっしゃったように平和教育にも使っていただきたいと思います。そして、コロナ禍ということで、新たな手法ということで、こういったやり方をやっていただいたとは思うのですけれども、アーカイブといいますか、映像で残すこともすごく大事なことだと思うので、並行して、今後もぜひ継続して、戦争体験者はどんどん人口が減ってしまっている部分があると思いますので、今しかやれないことだと思います。ぜひ今後も継続して、こういった聞き取りとかをやっていただきたい。昨年度以降の状況というのはどうなっているか、お伺いします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長
    国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。戦争を体験された方々は、御高齢でいらっしゃいまして、体調面を理由にお断りされる方も少なからずおりました。今回御協力いただいた皆様にも、かなりの御負担をおかけしたと考えております。そのために今後につきましては、戦争体験者の方々の体調面を考慮しながら、手法も含めて検討していきたいと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) そうですね。御高齢なので、体調面、大変大事だと思います。そして、人によっては、カメラに映ることをあまり好まない方だったり、名前を公表されることを好まない方もいらっしゃると思います。ただ、そういった方には名前を伏せたりとか、カメラでの撮影ではなくて書面といいますか、文章だけ残すとかというようなやり方とか、様々あると思いますので、ぜひそういったことも継続して、記録として残していただけるようよろしくお願いします。 それでは、この戦争で、当時宜野湾村だと思いますが、亡くなられた方の人数をお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 おはようございます。御質問にお答えいたします。沖縄戦において宜野湾村で亡くなられた方の人数は、「宜野湾市史」によりますと3,674名となってございます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございました。3,674名、こんなにも多くの方が亡くなったのだなということを改めて実感します。市内では、地域によって亡くなった方々の人数に差があるということは、先ほどお話ししたリーフレットの中でも提示されているものなのですが、市内地域ごとに慰霊祭等を行っています。 そこで、お伺いしますが、県内で地域ごとの慰霊祭をやっているところ、そこと並行して、市町村でも慰霊祭を行っているところがあるか、そういった市町村があるかどうか、お伺いいたします。 ○平良眞一副議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。沖縄県内では、複数の市町村が主催をし慰霊祭を行っているようでございます。また、各地の字や地区での慰霊祭につきましては、そこで建立された慰霊塔や慰霊碑において、管理する団体等により慰霊祭が執り行われており、市町村と字や地域の両方で戦没者慰霊祭を行っている市町村もあると思われます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。数字としてはないとしても、あるということだろうということで、そこで提案といいますか、宜野湾市としても戦没者慰霊祭を行うことを検討できないか、お伺いいたします。 ○平良眞一副議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。本市におきましては、市が管理する慰霊碑がないことから市主催の慰霊祭は行われておらず、慰霊の日は沖縄県主催の全戦没者追悼式へ市民の参加を支援するため、希望者を募り、追悼式会場へのバスでの送迎を継続し、取り組んできたところでございます。残念ながら、今年の沖縄全戦没者追悼式も規模を縮小しての開催となり、多くの市民が参加を控えることとなりましたが、明日の23日は本市を代表して市長が追悼式に出席する予定でございます。また、沖縄県平和祈念財団と連携し、本市における激戦地であった嘉数高台の京都の塔において、毎年4月末に慰霊のためのこいのぼり掲揚を行っており、そのほか京都から慰霊に訪れる遺族と合同での慰霊祭も行っております。 催事を増やすのではなく、既に行っている慰霊祭を市民に対して広く周知することや、これまで取り組んできた防災無線放送での市民の黙祷の呼びかけの継続、沖縄全戦没者追悼式への案内を丁寧に行うなど、市民一人一人が沖縄戦で亡くなられた方へ思いをはせる日となるよう発信してまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。今までやっていらっしゃったことを継続してやっていただくのはぜひ頑張っていただきたいと思うのですが、先日ニュースで宜野座村の慰霊祭のことが報道されていました。村の中央公民館で、新型コロナの影響で規模を縮小して実施したということですので、そういう碑がなくてもできるものだと思います。宜野湾市でもできることではないかなと思います。先ほどおっしゃった3,674名もの方が亡くなったということですので、市としてもぜひ重く受け止めて、そういった宜野湾市としての慰霊の思いを表明すること、記憶の継承につながると思いますので、ぜひ検討はしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 それでは、次の質問に移らせていただきます。2番目の市内道路の整備、事故防止対策についてお伺いします。市道宜野湾5号、11号の整備状況について、交通量の増加だったり経年劣化など、理由あると思いますが、道路の破損や劣化が起きています。以前の議会でも整備要望させていただきました。そして、一部、既に整備していただいたところもありました。ありがとうございました。 そこで、お伺いいたしますが、市道宜野湾5号、これは沖縄国際大学前の道路です。そして、市道宜野湾11号のへこみの部分についての整備状況と今後の計画についてお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 おはようございます。宮城政司議員の御質問にお答えいたします。議員から御報告のございました市道宜野湾5号のへこみ部分につきましては舗装補修を維持管理業者に依頼しているところでございます。また、市道宜野湾11号、ガソリンスタンド付近の大きなへこみ部分につきましては、舗装補修を完了しております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 早急な対応をしていただき、大変ありがとうございました。この市道宜野湾11号の佐真下側、今、部長がおっしゃったガソリンスタンドよりさらに佐真下側のほうなのですが、整備していただいた後、そこがさらにまたえぐれてしまっているとかというところも見受けられますので、ぜひ継続して注視して、早い整備をお願いしたいと思います。 そして、中原地区で歩道に水が流れて、歩道が滑りやすくなっている状況があります。これ、中原地区だけではなく、宜野湾区側でもそういったところが見受けられます。ウオーキングされる方、だんだん増えていると思うのですが、非常に心配なところもあって、夜、街灯もないので、暗くて心配なのです。こういった歩道の状況を調査し、把握されているか。そして、こういった場所が何か所あるか。そして、把握されているのであれば、その改善計画等あれば御説明お願いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。市道宜野湾11号の歩道に水が流れ、ぬれている箇所は、中原地区、宜野湾地区で確認しております。それ以外にも複数箇所あることを把握してございます。歩道がぬれている箇所にのりがありましたので、対策といたしましては、これまで高圧洗浄による洗浄やデッキブラシによる除去を行ってまいりました。また、中原地区の2か所では、先月、透水管を布設し、歩道上へ流れないような対策を講じておりますが、宜野湾地区についても状況を見ながら対策を検討してまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ぜひよろしくお願いします。そして、ガードレールについても、先日、伊佐哲雄議員からの質問にもあったと思うのですが、今後の設置予定についてお伺いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。ガードレールガードパイプの整備につきましては、現在2か所で設置しているところでございます。安全対策といたしまして、今後も状況を見ながら進めてまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 11号、ストレートといいますか、直進で、非常にスピードが出やすくなってしまっている部分もあるので、万が一、歩道のほうに車が行ってしまうと、非常に危険性が高いと思います。ぜひ注視しながら、必要性を見ながら設置を進めていただきたいと思います。 また、これまで私が一般質問で要望していました市道宜野湾7号と11号の交差点に点滅信号をつけてほしいという話だったり、佐真下交差点右折用信号機設置も地域からも声が上がっていると思いますので、ぜひ事故の未然防止のため、よろしくお願いいたします。 続いて、2番目の質問に移ります。市道宜野湾11号の冠水対策状況についてお伺いします。先日の豪雨の際、市道宜野湾11号で冠水が起きていました。昨年3月に供用開始され、昨年の6月で冠水することが発覚したと思います。それから1年かけて様々な対策をしていただきました。私が要望させていただいた、大雨のときに冠水危険というような看板も設置していただき、ありがとうございました。そこで、これまでの議会で当局から答弁いただいた冠水対策というのが完了しているという認識ですが、その認識で合っているか、お伺いいたします。 ○平良眞一副議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 おはようございます。宮城政司議員の御質問にお答えいたします。下水道事業における市道宜野湾11号の冠水対策としましては、昨年6月に市街地側から道路側へ流入する表面水を取り込むための集水ますのかさ下げなどを行い、当該箇所の排水機能を向上させる冠水対策を行いました。さらに、今年の5月には、道路側溝へ仮接続しておりました市街地側からの排水路につきましても、本接続工事が完了いたしましたので、当該箇所の下水道事業による市街地側の冠水対策は完了しているものと考えております。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。宜野湾11号道路冠水箇所は、現状の路面排水処理では豪雨時には路面の表流水を取り込むことができず、一時的に冠水している状況でございます。路面の表流水の速やかな取り込みができるよう改良工事が必要であるものと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 御対応ありがとうございました。御説明いただいたとおり、対策としては完了したということで認識していますが、その上で、その後で、やはり今年の6月に冠水が何回か起きている。私自身も見ました。なので、対策は完了していると思うのですが、今後もさらなる冠水対策をしていただきたいと思いますが、見解をお伺いします。 ○平良眞一副議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。先ほど御答弁申し上げましたとおり、当該地区の下水道事業による市街地側の冠水対策は完了しておりますことから、今後のさらなる冠水対策の対応としましては、市道宜野湾11号の冠水地点から下流側となる基地内の既存排水路について、今年度、沖縄防衛局から調査業務を受託し、市街地側と基地内を含めた流域全体の排水機能についての確認調査業務を行っているところでございまして、当該調査業務は11月末の完了予定でございます。この調査業務において、普天間基地内における既存排水路の改良が必要となった区間につきましては、その実施設計及び改良工事についても引き続き沖縄防衛局と調整を行って進めてまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。上下水道局にて市街地側と基地内を含めた流域全体の調査を行っておりますが、建設部におきましても下水道事業の改良工事が必要となる区間に合わせまして、当該市道の路面排水処理の改良工事を行いたいと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。市道宜野湾11号、できたおかげで国道330号の渋滞緩和にもつながっているということを以前、部長から答弁いただいています。とても大切な道路になってきていると思いますので、こういった事故が起きないように対応をぜひよろしくお願いします。 先週の金曜日だったと思います。夜に大雨が降りました。そこで、そのとき、私、この冠水部分を見に行ったら、真っ暗で、冠水しているか分からなかったです。車、恐らくほかのドライバーも一緒で、スピードを落とさずに冠水部分に突っ込んでいって、冠水部分に入って、ようやく少しブレーキで収まった。後続の車両は前の車に続いてスピードを落としていったのですけれども、冠水していることが分からない状況というのは非常に危険だと思います。なので、冠水対策、おっしゃっていただいた、御説明いただいた対応もいいと思うのですが、街灯の設置ということも併せて検討していただけたらなと思います。よろしくお願いします。 それでは、3番目の中部商業高校前の交差点の事故防止対策についてお伺いいたします。以前の議会でも要望させていただいています那覇向け右折矢印信号の設置について、その状況をお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。去る令和3年度12月定例会の一般質問において、宮城政司議員から御質問がございました中部商業高校前交差点の南向け信号機への右折信号機設置の進捗状況について御答弁申し上げます。中部商業高校前の南向け、浦添向け交差点につきましては、念法寺向けに入る道路への右折誘導線が設けられておりますが、我如古交差点方面南向け信号が赤になっても、対向車線である普天間方面北向け信号は時差式で青信号のため、なかなか右折しづらい状況であることを確認しております。 同交差点の運用について、令和3年12月に宜野湾警察署に現状を説明し、右折信号の設置の有無について検討いただいているところでございましたが、警察本部交通規制課宜野湾警察署の協議により、現在の時差式による交通規制が適正であり、右折矢印の設置予定はないとの回答がございました。本市といたしましては、引き続き注意喚起を図り、同交差点の事故防止対策に努めてまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 信号設置予定はないということなのですが、本当に経験したら分かると思います。非常に怖い交差点です、右折する場合というのは。部長おっしゃったように、信号がつけられないのであれば、何か注意喚起を考えるなど、事故防止対策をぜひ検討していただきたいと思います。 そして、この交差点、ここの部分だけではなくて、中部商業高校側から普天間方面、右折する車と、先ほどおっしゃったお寺のほうから直進する車、信号がないため非常に危ない状況があって、先日、議会で行いました市民との意見交換会でも、こういった怖い、何とかしてほしいというような要望の声もありました。この我如古地域から交差点に進入する際というのは、信号ないのですが、どのように進むか。ルールといいますか、御説明をお願いします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。中部商業高校前交差点の交通状況について、去る6月7日に経済建設常任委員会分科会で現場を確認してまいりました。当該交差点につきましては、お寺側から直進してくる車両が多くあり、中部商業高校正門側からはなかなか右折しづらい状況であることを認識しております。同交差点の運用について、本市より宜野湾警察署へ聞き取りを行ったところ、信号によって示される現在の状況、あるいは車両に対する指示にかかわらず、交差点では直進が優先になるとの回答がございました。同交差点を利用する市民も多くいらっしゃることから、注意喚起の方法について、警察署、道路管理者の意見を伺いながら安全対策を図ってまいりたいと考えます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 現場を見ていただいたということで、私自身も、こちら経験して、右折しようとするとすごくにらまれながら直進してくる車にも会ったことがありました。もう部長おっしゃったので、答弁必要ないのですけれども、信号設置とかできないのであれば、注意喚起などで、事故が起きないような対策をぜひ検討していただきたいと思います。よろしくお願いします。 それでは、次の質問に移らせていただきます。3番目の子育て支援について伺います。少子化というのは、もう宜野湾市だけではなく、国全体でも大変大切な問題だと認識しております。そして、子供を産み育てやすい環境整備ということが重要になってくると思います。 そこで、お伺いしますが、宜野湾市で母子手帳を発行した数、この推移をお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 おはようございます。宮城政司議員の御質問にお答えいたします。まず、親子健康手帳の発行した人数の推移についてでございますが、令和元年度の交付人数は1,232人、令和2年度1,223人、令和3年度1,098人となってございます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございました。コロナ禍ということで、何かしら影響が出ているかもしれないのですが、1,000名以上の方が宜野湾市で母子手帳発行されて、妊婦さんになっているというふうに理解しています。では、この1,000名以上の方々、妊婦さんの皆さんたち、出産する場所についてお伺いしますが、宜野湾市内で出産できる病院であったり、場所というのがあるかどうか、お伺いいたします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。宜野湾市内に産婦人科や助産院は数か所ありますが、分娩を取り扱っている産婦人科、助産院は、現在のところございません。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ということは、市内の妊婦の皆さんというのは市外のそういった施設だったり、病院を探して利用されるということになります。自宅から病院が近い方もいらっしゃれば、なかなか近くにないとか、合う病院がないという方々もいらっしゃるということになります。 そこで、この病院に関してなのですが、個々で妊婦さんそれぞれ違ってくるとは思いますが、妊婦健診など妊婦の皆さんが病院に行く回数、そしてその補助が出る回数。もしその補助がある場合、この上限があった場合、その上限を超えたら自費となっていくのかどうか、お伺いいたします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。妊婦に対する健康診査についての望ましい基準が国から出されております。検査項目の内容や週数に応じた健診の回数が示され、出産までに14回程度とされております。妊婦さんが健診を受ける回数は、妊娠初期から妊娠23週まで、おおむね4週間に1回、妊娠24週から35週まで、おおむね2週間に1回、妊娠36週から予定日の40週まで、おおむね1週間に1回となっており、計14回となります。本市では、国の基準の14回の補助を行っております。上限を超える分の補助は行っておりません。また、健診以外の治療に係る費用は保険診療適用となります。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。14回まで支援があるということです。本人が希望して追加の健診を受けるとかという場合はいいのかもしれないのですが、妊婦さんによっては、病院だったり、お医者さんの指示で受けなければいけないということで、この14回以上になっていかれる方もいらっしゃると思うので、その辺りの支援があると、妊婦さんもより安心して出産に臨めるのではないかなと思いますので、何かいい方法がないか、検討していただけたらなと思います。 そして、この妊婦の皆さんがこの健診を受けるために通院する際の移動に関しては支援があるかどうか、お伺いいたします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。妊婦さんが通院する際の、例えば移動費用であったり、タクシー代の助成の有無についての御質問というふうに考えております。妊婦さんが通院するための支援、助成等については、現在行っておりません。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。ないということです。ちょっと次の質問と、順番、変えるのですが、それでは妊婦さんが通院する際の手段というのは、宜野湾市としてはどのように想定されているのでしょうか。本人が車を運転して通院されるのか。その辺りの見解を伺います。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。妊産婦さん御自身で運転できる状況であれば、御自身で運転して病院へ通院しているものと思われます。陣痛時や運転できない状況にある場合は、御家族や御友人などが運転し、またはタクシーなどを利用しているかと思われます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。宜野湾市も核家族の方も増えてきていると思いますので、そういった辺りの支援というのも検討してもいいのではないかなと思います。そこで、陣痛タクシーというものが県内にも、日本ではあります。この陣痛タクシーとはどういうものか。そして、宜野湾市の妊婦さんがこの陣痛タクシーを今利用できる状況かどうか、お伺いいたします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。まず、調べましたところ、県内で陣痛タクシーサービスを行っているタクシー会社は5か所ございます。そのシステムとしましては、陣痛タクシーは前もって住所と通院先の病院登録が必要となっています。これは、タクシー会社独自のサービスということで伺っております。なお、宜野湾市の妊婦さんの利用につきましては、現在のところ対象外の地域となっているということでございました。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。いいサービスだと思います。ただ、残念ながら宜野湾市内の妊婦さんでは利用できないということで、恐らくこれを行政がやってくれという話ではなくて、タクシー業者が自己の判断でやられていることだと思うのですが、ぜひ宜野湾市内のタクシー業者と宜野湾市と、例えば情報交換とかされて、こういったサービスとかどうかなということをアドバイスだったり、情報共有等して、こういったことが検討できないかというのをお伺いします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。陣痛タクシーの取組について、現在のところ、詳細な内容を把握しておりませんので、まずは県内タクシー会社が取り組む事業内容の把握、理解に努めてまいりたいと考えているところでございます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。宜野湾市単独でやるわけではないですので、ぜひタクシー業界の皆様ともお話をしたり、そもそもどういったサービスなのかというのも勉強していただいて、ぜひ検討していただきたいと思います。 それでは、妊婦ではなく産婦についてお伺いいたしますが、産後の産婦健診。ある方から、健診を受けたところ、宜野湾市だから1回ですねというふうにお医者さんから言われたそうなのです。現在、宜野湾市の産婦健診の回数について、どのような状況になっているか、お伺いいたします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。産婦健診の進捗状況につきましては、昨日の屋良千枝美議員の質問のほうで御答弁を差し上げたように、令和3年度から産婦健康診査の公費助成を1回でスタートさせたところではございますが、令和4年度より他市町村と同様2回の公費助成を行っているところでございます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。当局の御尽力で、宜野湾市内の妊産婦さんが子供を産み育てやすい環境に近づけていただいているということで、ありがとうございます。 私たち結・市民ネットワークでは、政務活動で視察に行きまして、埼玉県三郷市というところで、このような子ども・子育て支援ということを勉強してまいりました。その中で、妊産婦の方が利用できるタクシーチケットを配布していたのです。これは健診だけではなくて、子育ての相談に行ったりとかするときでも使えるといったもので、私はこの妊産婦さんが利用できるというメリットだけではなくて、もし市内のタクシー業者とも一緒にやれれば、非常に経済効果にもつながるのではないかなと。いいサービスだなと思ったのですが、宜野湾市でもこのような支援を検討できないか、お伺いいたします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。調べたところによりますと、埼玉県三郷市の行っておりますタクシー利用券は、コロナ禍の妊産婦健康診査受診や出産育児用品の購入など、日常生活上の外出を支援するため、妊婦1人当たりタクシー利用券500円券の40枚分の配布となっておりました。地域の実情に応じて取組がされていることが分かりました。今後も他自治体を参考にさせていただき、妊産婦の皆さんが子育てしやすい環境づくりに努めてまいりたいと考えております。宮城議員の御提案、本当にありがとうございました。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) よろしくお願いします。最後に1点なのですが、この妊産婦さんへの情報提供といいますか、宜野湾市当局も大変御尽力されていることは理解しましたが、実際、妊産婦さんに届く資料が非常に情報が多くて、少し分かりづらいというような声があります。相談窓口等も設置していただいていると思うのですが、例えば産後の非常に大変な状況で膨大な情報が来ると、本人が相談をしなければいけない状況なのかすら分からないときもあると思うのです。なので、今の資料はそのままでもいいと思うのですが、分かりやすくなるような資料だったり、例えば現在でしたらICT技術を活用してアプリを使うとか、そういったこととかもぜひ、妊産婦さんが分かりやすくなるような資料提供というのをぜひ今後も継続して検討していただきたいのですが、御見解を伺います。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。親子健康手帳交付時に配布する資料については、基本的に必要な手続や受けるべき健診、サービス等について、宜野湾市マタニティープラン、子育てプランという独自作成の資料に簡素化してまとめてあります。この資料は簡素化しているため、より詳しい内容を知りたい方には冊子の資料もお配りしております。また、妊婦さん全員に漏れなく配布できる機会が親子健康手帳交付時であり、妊娠から出産、育児初期にかけての資料を全てお渡しするため、どうしても資料が多くなっておりますが、利用者の方には、妊娠、出産、育児に関する相談窓口、教室などを案内するなど、個別での電話での相談も併せて丁寧に対応しているところでございます。ICT機器を活用した情報発信については、個々の時期に応じた情報発信の方法などに課題があり、他自治体の取組も参考にしながら、効果的な情報発信について調査してまいります。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。ぜひ子供を産み育てやすい宜野湾市になるように、継続して御尽力、よろしくお願いします。 続いて、4番目の質問に移ります。いこいの市民パーク及び市内公園の整備についてお伺いします。公園の利用状況についてお伺いします。いこいの市民パークで予約や登録をして利用するというのは、どういったケースがあるか、お伺いいたします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。いこいの市民パークでの通常の予約に関しましては、利用する1か月前から受付を開始し、利用者がパーク事務所へ来所していただきまして申請書等の提出をして利用していただいているところでございます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。少し質問スキップします。例えば市民と市外からの利用者では、市民が優先になるというような制度がありますか。それとも、先に予約した方が優先という、市民だったり市外だというのは関係なく、先に予約した方が優先となるのか、お伺いいたします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。市役所各部局や管轄する団体で、事業の一環で行われている年間行事の場合につきましては、事前に照会し登録を行っておりますが、通常の受付に関しましては、市民、市外は問わず、先に予約したほうが優先での利用となります。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。それでは、これまでの予約から利用者の年齢層が分かるかどうか。もし分かるのであれば、どういった年齢の方々が多く利用しているか、お伺いいたします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。予約申請につきましては、住所、氏名、電話番号などの記載はございますが、年齢の記載がございませんので、年齢層については把握していない状況でございます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。私が見る限り、知る限りですが、高齢者の方々がグラウンドゴルフで非常によく使われています。宜野湾区のOB会、OG会、また近隣の老人クラブの皆さんが、本当にいい場所として利用されていらっしゃるのを見かけます。その方々からよく要望されるのが、グラウンドゴルフは1試合だけではなくて、1回戦、2回戦、場合によっては3回戦などと何回かゲームをされるのですが、その間の休憩時間、座るベンチがないということで、ベンチを造ってほしいという要望をよく受けますが、ぜひそういったこと、ベンチ増設を検討していただきたいのですが、御見解を伺います。 ○平良眞一副議長 建設部長。
    石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。いこいの市民パークは、園路や多目的広場の施設もあり、ウオーキングやグラウンドゴルフなどで高齢者の方々が多く利用していることを承知してございます。園路や広場は、長く、そして広いスペースでございますので、休憩するベンチも必要かと思いますので、利用者の皆様の休憩用として、よい設置方法などがあるか、現場の状況なども確認しながら調査研究してまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 部長、ありがとうございます。前向きな答弁いただき、ありがとうございます。そしてまた、同様に、グラウンドゴルフで利用されている方々からの要望なのですが、雨天後の水はけが非常に悪いということを伺っています。皆さん、早くプレーをしたくて、うずうずしているのに、なかなか水はけがよくなくてプレーができないということで、何とか排水が今よりもうまくいくように整備してほしいという声もあります。整備ができないかどうか。そして、できないのであれば、何かいい方法がないか、ぜひ検討していただきたいのですが、御見解を伺います。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。いこいの市民パークを整備する前は、当該地はくぼ地になっている地形のため、周りからの水が流れ込んでいる状態で、またその一帯は湿地帯で、多くの水が滞留してございました。整備時には2メートル強のボックスカルバートを国道330号から基地側までの整備を行い、表面の水はけがよくなるよう側溝や透水管などを整備するなどし、大がかりな水処理の整備を行いました。水はけが悪いとの御指摘でございますが、供用開始している公園でもありまして、利用者も多くいらっしゃるということなので、現状を確認しながら、よい整備方法がないか、検討してまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ぜひ利用者の声というのを聞いていただいて、よりよい環境になるよう整備よろしくお願いします。 それでは、樹木の管理状況についてお伺いいたします。これまでに、いこいの市民パークに寄贈されたり、記念として植樹された樹木というのが何本あるか。管理されているでしょうか。そして、あわせて、この中で現在残っている樹木というのはどれぐらいあるのか、お伺いいたします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。いこいの市民パークで寄贈された樹木は、リュウキュウコクタンが17本で、記念樹といたしましてはヒカンザクラが3本となっております。寄贈または記念植樹で現在残っている本数といたしましては、リュウキュウコクタンが17本全部、ヒカンザクラにつきましては、残念ながら2本が枯れて1本となっております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。想定していたよりは残っているようにも聞こえます。コクタンに関しては17本全部残っている。ヒカンザクラは3本中1本のみということで、委託会社は、こういった樹木、こういう記念のものではなくても、樹木を保護することが業務に含まれていると思うのですが、その理解で合っているか。そして、こういった樹木を管理、保護していく専門的な知識を持った業者が選ばれているか、お伺いいたします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。公園管理者といたしましては、公園を管理する者は、当然のことながら樹木などの管理を行い、樹木も残す必要があるものと考えております。また、現在、樹木の管理を行っている指定管理者は、造園業を専門としている業者も共同体として構成員に含まれてございますので、専門資格を持った職員が在職していることを確認しております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) そうですよね。ただ、残念ながら、こちらも市民との意見交換会でも苦情といいますか、要望があって、私自身、ある方から直接言われた話ではあるのですが、公園内のある樹木、クワディーサーという木なのですけれども、葉が生い茂る前に全て枝が伐採されていて、何でだろうということをこの管理者に聞くと、葉が多い木で、葉が増える前に伐採しておいたよということを答えられたそうです。それは本当に公園の維持管理として適切なのか。木を維持管理するために切ったと言ってくれたら納得できたと思うのですけれども、自分たちの仕事が増えるのが嫌だからというふうな言い方をされていたようなことで、ちょっと愕然としました。当局として、こういった対応、応対をしていることは把握されていますか。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。いこいの市民パークで、クワディーサーの枝を大幅に伐採した件につきましては、市民からの苦情がございまして、状況を把握しております。指定管理者へは、日常から市に代わって公園管理を行っていることを念頭にサービスの向上に努めるように指導を行っておりますが、公園内の植樹の定期剪定や利用者の方々への説明など不快な思いをさせることがないよう、改めて指定管理者へは注意してまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) よろしくお願いします。この話を質問と答弁をつくっている最中に、また別の相談がありまして、このいこいの市民パークでグラウンドゴルフ等されている方々からなのですが、プレーするために草刈りをお願いしますということで、職員にお願いすると、職員が休んでいて、職員が不足していてできませんと断られたそうなのです。ちょっとこういった応対が常態化しているのではないかなと懸念されます。ぜひ宜野湾市から委託されているということを職員の皆さんも自覚していただくような、もう少し抜本的な対策というものを検討していただくようお願いします。これは答弁不要ですので、ぜひ今後お願いします。 ちょっと時間ないですので、調整させていただいて、(3)番、遊具施設の利用状況、整備についてお伺いします。これも1つだけの質問させていただきます。いこいの市民パークで、子供向けの遊具、施設の中で特に小さな低年齢層の子供向けの設備が少ないというので、増やして、追加してほしいという声が届いております。ぜひ設置検討できないか、お伺いいたします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。いこいの市民パークには、11の子供用の遊具を設置しておりますが、遊具施設は充実していると考えております。利用者の声を確認しながら、増設については研究してまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。公園自体、造るということと、それから維持していくことで、少し予算の系統が違ってくるかもしれないのですが、ぜひ利用者の声、特に市民の利用者の声というのを大事にしながら維持管理していただくようよろしくお願いします。 それでは、次の5番目の質問に移らせていただきます。有機フッ素化合物への対応についてです。これまでの議会でもお伺いしてまいりましたが、米軍基地以外の発生源についての可能性があるということでしたので、そちらの発生源の調査について状況がどうなっているか、お伺いします。 あわせて、2番目の海水にも湧水というのは、湧き水というのは流れていると思いますので、そちらの調査についてもお伺いしたいと思います。お願いします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。本市では、PFASに関する米軍基地以外の発生原因について、市独自の調査の取組は行っておりません。沖縄県において、平成28年度より年2回の有機フッ素化合物環境中残留実態調査が継続されており、同調査結果を基に普天間飛行場周辺の有機フッ素化合物汚染源の推定、絞り込みを行う専門家会議が行われているところでございます。本市としましては、引き続きその経過を注視している状況となっております。しかしながら、県の同調査等においても、いまだ発生源の推定、絞り込みには至っていない状況でございますので、市民の不安払拭のためにも、県が実施する汚染源究明の取組に対し、できる協力を行っていきたいと考えております。あわせて、同調査に関連する情報につきましても市民への情報提供に努めてまいります。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 市が主体となってはいないということなのですが、ぜひ県と一緒になって原因究明といいますか、この汚染PFOSをなくしていくという動きを継続してやっていただきたいと思います。 3番目、少し飛ばしまして、4番目、これはもう市民からよく聞かれることなので、ぜひ聞かせていただきたいと思います。湧き水に含まれるPFASに関連してくる食物、農産物であったり海産物、こちらを摂取することによって健康被害があるかどうか。可能性について当局の認識をお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。平成28年に沖縄県が実施した調査では、本市農作物から有機フッ素化合物等は検出されておらず、農作物への影響はないことが確認されております。また、令和元年度に京都大学の研究者が田いもの調査を行っておりますが、その調査結果から、食べても健康リスクは十分低く、田いもは食品として安全と考えられるとの見解が示されております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 以上の結果を踏まえて、宜野湾市としては大丈夫だというふうに言ったという理解で合っていますか。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。沖縄県が実施した調査では、農作物への影響はないことが確認されていること。それと、京都大学の調査でも、食べても健康リスクは十分低く、田いもは食品として安全と考えられるとの見解が示されていること。以上のことから、本市農作物の安全性は確認されていると考えます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。風評被害を懸念される声もあると思うのですが、市がしっかりとそういったことを発表していただくことが、より有効な発信になっていくと思いますので、よろしくお願いします。 続いて、2番目の質問に移ります。水道水の現状と対応についてお伺いします。北谷浄水場の活性炭を利用して減るはずのPFASの値が増加するケースがあるというような報道がありました。県から市町村担当への説明会もあったという報道があったのですが、この事象について説明をお願いします。また、県からどういった話があったのか、お伺いいたします。 ○平良眞一副議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。北谷浄水場において浄水処理後のPFAS濃度が増加するという新聞報道を受け、北谷浄水場から水道水を受水している7市町村に対し、県は去る5月30日に、沖縄県企業局のPFOS等対策についてと題する説明会を開催しております。同説明会において、北谷浄水場では現在PFOS等の低減化対策として活性炭処理を行っているが、粒状活性炭はある一定期間使用し続けると、原水に含まれるPFAS濃度が高い場合は吸着効果を発揮するものの、原水のPFAS濃度が低い場合は逆に活性炭に吸着したPFASが漏出し、原水と浄水のPFAS濃度に逆転現象が生じる場合があるとの説明がございました。また、北谷浄水場では、令和3年度にこれまでの活性炭に比べて吸着効果の高い高機能活性炭へ16池中8池の入替えを行ったとの説明がございました。この高機能活性炭に入れ替えた吸着池においては、漏出現象は確認されていないとの説明があり、残りの8池の入替えにつきましても、今年度と次年度にかけて入替えを行う予定で、令和5年度までには全ての吸着池での高機能活性炭への入替えを完了することで、逆転現象の対策を実施していく考えであるとの説明がございました。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございました。分かりやすい説明していただき、ありがとうございます。 幾つか飛ばして伺います。国会の質疑で、総理大臣が、PFOS、PFASに関する血液検査を検討するという答弁されていました。国の費用で検査ができるように、そして市民の安心のために、宜野湾市からも、こういった場合、うまく活用して要望してはどうかと思いますが、見解をお伺いします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。現在、血中濃度に関する基準はなく、市として検査することは予定してございません。しかし、人への血液検査について、市民から要望が上がっていることも確認してございます。血液検査の実施につきましては、まずは沖縄県保健医療部に確認をしながら調整してまいりたいと考えております。また、県への確認調整につきましては、関係市町村とも連携を図りながら進めてまいりたいと考えているところでございます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。日本では、まだこういった基準が定められていないということですが、海外ではドイツだと定められていたりとか、先日アメリカのEPAは、飲み水の基準値を大幅に下げるという見解がなされました。こういった情報もぜひ吸収といいますか、収集していただいて、市民の安全安心を守っていただくようよろしくお願いします。 それでは、最後の質問に移らせていただきます。6番目の市内小中学校の特別支援学級についてお伺いします。まず1つ目の、今年度、市内小中学校の特別支援学級に在籍している生徒が何人いるか。そしてまた、ここ近年の増減の傾向についてお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 こんにちは。宮城政司議員の御質問にお答えいたします。今年度、市内小中学校の特別支援学級に在籍している児童生徒数は、5月1日現在で、小学校477人、中学校139人でございます。年々増加傾向にありますが、今年度につきましては小学校では36人減少しております。また、中学校では14人増加している状況でございます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。年々増加しているというふうに理解しています。2番目、3番目の質問スキップします。保護者の方から、少し自分の子どもを特別支援学級に入れるかどうか、悩まれたりとか、考えているとか、そういった場合の相談、情報がちょっと分かりにくいとか、相談窓口とか、うまく働いていないように感じられた方もいらっしゃって、相談を受けたことがあるのですが、保護者の皆様からの相談窓口というのは学校ごとにあるのか。また、そのほかにも用意されているのか、その辺りの説明をお願いします。 ○平良眞一副議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。1つ目に、保護者の皆様からの相談窓口につきましては、市内全ての園や小中学校に特別支援教育コーディネーター、教育相談担当者が配置され、その役割を担っております。2つ目に、保護者の要望があれば、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーとの相談が可能となります。3つ目に、学校以外の相談機関としましては、はごろも学習センターの支援係を御利用できます。こちらは学校を介して相談することもできますし、直接、はごろも学習センターに出向いて相談することも可能でございます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) そういった仕組みとしては非常に充実した用意がされているのだと理解します。ただ、やはり相談を受けるということは周知がうまくいっていないところもあるのではないかと、ちょっともったいない状況があるかもしれないのですが、保護者の皆様にこういった説明というのはどういうふうに周知を行われているか、御説明をお願いします。 ○平良眞一副議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。相談窓口や相談機関に関する情報の周知方法についてでございますが、各小中学校で、原則、年度当初や保護者面談等で案内文書を配布して対応してございます。また、年度途中で支援の必要なお子様であることを保護者や学校が改めて認知した場合は、保護者と学校、双方で面談をし、次年度の入級等への対応を話し合うことになります。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 御説明ありがとうございました。ぜひ保護者の皆様とも様々なコミュニケーションを取れるように、これからも継続して頑張っていただきたいと思います。 当局の皆様の説明、大変丁寧な説明いただいて、ちょっと時間が長くなってしまいましたが、以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○平良眞一副議長 以上で7番 宮城政司議員の質問を終わります。 ○平良眞一副議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午前11時15分) ○平良眞一副議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時25分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。6番 上里広幸議員の質問を許します。上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 皆さん、こんにちは。議席番号6番、和みクラブ、上里広幸でございます。一般質問の前に一言感謝を申し上げて、進めていきたいと思います。 2018年の9月の市議会選挙におきまして、市民の皆様からたくさんの期待をいただきながら当選させていただきまして、この議場に立つことができました。任期の期間、まだあと少しあるのですけれども、目いっぱい取り組んでまいりました。議会活動に対しまして、市民の皆様、そして市関係当局の皆様、市議会活動を理解して協力いただきまして、誠に感謝申し上げます。この場をお借りしまして感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございました。 それでは、通告いたしておりましたので、議長のお許しが出ました一般質問、順序よく進めていきたいと思います。まず、質問第1、市長の公約である火葬場建設の推進についてでございます。この火葬場建設をめぐりましては、中部南地区5市町村、宜野湾市、北谷町、西原町、中城村、北中城村による広域での火葬場、斎場の建設が2010年から検討計画されておりましたが、皆さん御存じのとおり現在頓挫している状況で、2016年には検討委員会を解散している状況でございます。そして、2018年の市長選におきまして、現在の松川市長公約において、火葬場建設の推進の公約を掲げて、今現在、市長として任期を取り組んでおられます。 私の初めての定例会におきまして、実際頓挫している事業において、今後どのような手法を取っていくのかという質問をさせていただきました。そのときに松川市長の答弁から、これからもしっかりと取り組み、任期中に何らかの形を示していきたいと、力強い御答弁がありました。そして、その後、議会の一般質問等でも確認しているのですけれども、実際、火葬場建設については事業化していない状況です。また、それに代わる市民の負担軽減取組についても、まだまだなかなか進捗が見えない状況でございます。そういった中でも、市民からは火葬場の建設について、早急に進めていただきたいという声が我々議会にも届いております。市民との意見交換会におきましても、火葬場の建設、またそれに代わる取組を進めていただきたい、そういう声が届いてきております。そして、本員のみならず議員諸公の皆様と検討の上、昨年9月に火葬場建設について推進していただきたいと政策提言も議会全体として市長のほうに提言させていただきました。 その後、市長、当局のほうからも、しっかりと回答をいただいております。その中身を少し確認させていただきますと、現在、火葬場建設、斎場、市民の負担軽減に向けて、他自治体等の取組等も調査している状況であると。協議の場の設定についても、他自治体の様々な意見を聞きながら、担当課と連携を図りながら検討していくという回答もいただいております。 そこで、市長の動き、また当局の動き等を確認させていただきたいと思います。政策提言の回答において、火葬場建設以外での市民負担に取り組み研究をしております。また、他自治体へのアンケート調査を実施したとありますが、現在、本市の研究内容、そして近隣市町村の取組についてお伺いしていきたいと思います。 残りの質問は自席にて行いたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○平良眞一副議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 おはようございます。それでは、上里広幸議員の御質問にお答えいたします。これまで近隣市町村と事務レベルの情報交換を年一、二回程度行い、情報共有を図ってきたところでございます。ただ、近隣市町村の取組状況を確認したところ、やはり財源確保の面ですとか、建設場所の候補地などの課題がございまして、現時点において火葬場建設に係る事業化に至っている自治体はございませんでした。独自の取組として、近隣自治体と協定を結んで、住民の経済的部分の負担軽減を行っている自治体も確認をしているところでございます。本市の直近の取組といたしましては、先進地の視察を行い、最新設備等の確認を行ったところでございます。 ○平良眞一副議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございました。数回、この議会でも御提言等させていただいているのですけれども、候補地の問題とか、予算の確保の状況とか、そういったのを前提にどういった取組をしていくのかというのを注視させていただいております。今回、少し違った目線で、また皆さんに推進していただきたいために質問していきたいと思います。 令和2年の9月において、なかなか事業化にも至らない。負担軽減の対策もなかなか検討できない。近隣の状況を見ても、なかなか進んでいかない。なかなか厳しい状況であるということは理解しております。そこで、県外、日本国内においてどのような火葬場建設に取り組んでいるのか。公でしかできないところもあるのですけれども、民間でやっているところもある。改めて先進地を視察して、そこから火葬場建設、周りの住民の理解の得方、今後の火葬場建設の観点を広げるために担当職員を先進事例地に派遣して、調査研究することが必要ではないかと提言させていただきました。その後、当局の皆さんの動きをどのような対応したのか、確認したいと思います。御答弁お願いいたします。 ○平良眞一副議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。令和2年の9月定例会で上里議員よりも御提言いただきました先進地の視察につきましては、コロナ禍の状況もあって、視察時期を見極めていたところでございました。ただ、先日、受入れ先と日程調整ができたことを受けて、令和4年、今年の6月上旬に東京都葛飾区の斎場を訪問し、施設の外観や内観、設備を見学し、環境対策や地域交流について意見交換を行ってきたところでございます。今後も先進地視察に関しましては継続的に検討させていただいて、例えば宜野湾市であれば都市部でございますので、都市部の中でどうやって火葬場を共生していくかというところが課題になるかと思いますので、その辺の事例研究を踏まえて、地域の皆様としっかりと協議をさせていただいて、火葬場建設に向けた取組を進めていきたいというふうに考えています。 ○平良眞一副議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございました。先進地の視察を行ったということで、担当課の方からもいろいろ感想等もお伺いしております。市街地の中でどう取り組んでいくかとか、今後の火葬場建設について、斎場等も含めてどのようにやっていくのか。そもそもゼロベースからまた考える機会ができたというふうにしてありました。また、この経験をまた火葬場推進に生かしていっていただきたいと思います。 そこで、今回事業の話でなくて、市長の公約ということで、私たち議会の役割としても、市長の公約がどのように動いていったのか、またどのように動きがあるのか、注視して議員活動を行っております。他の議員諸公の皆さんも、この火葬場建設については非常に注視していることだと思います。これまで度々確認等させていただいたのですけれども、いまだに事業化に至っていない状況。また、市民の負担に向けても取組が行われていない状況です。この火葬場建設の必要性というのは、もちろん皆さん承知しております。そこで、任期中の間の市長の取組等、何かしら今後示していけるのか。どのように進めていこうと考えているのか、御見解をいただきたいと思います。市長、ぜひ御答弁お願いいたします。 ○平良眞一副議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えさせていただきたいと思います。火葬場建設に関しましては、やはり中部市町村内での火葬場の設置状況というのが、南部、北部に比べて非常に火葬場の件数自体も少ないということで、例えば、いなんせの斎場のほうに負担が集中していて、火葬場の時期も1週間待ちとか、そういうお話も聞いているところでございます。 中部の火葬場建設に関しましては、やはり地元住民の理解を得ながら建設はしていかないといけないという決意は必要だと考えております。ただ、現状、建設場所の候補地や財源確保の課題がございまして、現状が事業化に至っていないというのがございます。当局といたしましても、市長の公約としていることもございまして、近隣市町村の首長との意見交換や事務レベルの情報交換も行ってございます。先進地事例も参考に火葬場の概念をうまく地域振興と絡めて、地元の建設場所の方々にもしっかりと御理解いただけるような取組を当局としても進めていきたいというふうに考えております。 ○平良眞一副議長 市長。 ◎松川正則市長 こんにちは。御答弁を申し上げます。ただいま企画部長のほうからも答弁をさせていただきました。上里議員には、この議会の中でも火葬場建設につきましては御提言もいただいております。火葬場の建設は、私も当然、今、企画部長から答弁ありましたように、指示もしておりまして、何とか打開策が見いだせないか。市街地で建設をするとした場合、どういった手法、あるいは地域住民の皆様との進め方の検討、そういったことも先進地の事例研究もするようにということで、コロナの状況もありまして、受入れ先が受入れできないということで、少し延び延びになってまいりましたけれども、亡くなられた方からの御遺族の皆様からも、事あるたびに身につまされるようなお話をいただいて、絶対に建設しなければという強い気持ちは持っております。 いかんせん、やはり一番大きな部分というのは建設場所でございます。市内、今市街化されて、非常に厳しい状況でございます。他市町村の首長とも意見交換をしておりますが、なかなかその思いといいますか、そこにかなり、もちろん差異を感じております。必要性というのは、非常に私どもも感じておりますし、議会の皆様からも御提言、政策提言もありますし、ぜひ一緒になって、この建設に向けてこれからも努めてまいりたい。何らかの方向性も示していきたいなという気持ちでおります。ぜひ議会の議員の皆様とも御提言あるいは御意見もいただきながら、一緒になって建設に向けてやってまいりたい、その気持ちは持っております。ぜひよろしくお願いをしたいと思います。 ○平良眞一副議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございました。この火葬場が皆さんが必要だということは理解しているということはもちろん存じております。大きな課題がある中で、市長として現在活躍していて、この問題、一回頓挫した問題をどのような手法でまた取り組むのかということを注視してまいりました。先ほども言ったのですけれども、非常に難しい状況で、どのように手法を使っていくのか。それはスピード感を持って、また取り組んでいただきたい。 先ほど企画部長からもあったのですけれども、今現在、宜野湾市の市民とすると、いなんせをよく利用していて、そこでも非常に混雑している状況。人口動態から見ても、今現在、2040年に向けて人口が増えていっている。例えば建設した後の維持管理に関しても、今必要な施設だと私は思うのです。そして、中部圏内に住んでいる方が、いなんせで利用したり、南部で利用したり、中部以外で利用している利用の数字も年々上がってきている状況というのは、皆さんも調査の上で、もちろん把握していると思います。そこで、今ある課題に向けて、またいろんな手法を講じて、スピード感あるような取組をまた今後行っていただきたいと思います。この質問は以上です。 次の質問に移ってまいります。質問2です。待機児童解消に向けた取組についてお伺いしていきたいと思います。本市でも待機児童の解消に向けた取組、様々な取組を行っているのですけれども、私、今回、その中の一つ質問させていただきたいのが、待機児童解消のために取り組んでいる中で、沖縄県の事業を活用して、待機児童対策特別事業、県のメニューを利用して事業を推進していると思うのですけれども、その事業内容についてお伺いいたします。御答弁お願いします。 ○平良眞一副議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。令和3年度沖縄県の待機児童対策特別事業の補助メニューでございますが、新すこやか保育事業、こちらのほうは認可保育施設における入所児童の健康診断料、また歯科健診料、給食費、また保育施設賠償責任保険料を助成するものでございます。 次に、認可外保育施設研修事業でございますが、こちらのほうは保育の質向上のために県が実施する研修を受講した認可外保育に対し、保育材料費、安全確保関係を購入した費用を補助するものでございます。 次に、指導監査基準達成・継続支援事業でございますが、こちらのほうは指導監査基準を満たす証明の交付を受けるために必要な施設の改修費を補助するものでございます。 次に、認可化移行支援事業でございますが、こちらのほうは認可移行に伴う運営費、市が認可化すると決定した認可外保育施設に対し、認可化されるまでの期間の運営費を補助するものでございます。 次に、保育士特別配置支援事業でございますが、こちらのほうは年度途中に発生するゼロ歳児の受入れの円滑化を図るため、あらかじめ加配保育の配置基準を超えて保育士を配置するため、加配保育の雇用に係る経費の一部を補助するものでございます。 最後になりますが、県外保育士誘致支援事業でございますが、こちらのほうは県外からの保育人材の確保につなげ、保育士不足による定員割れを解消することにより待機児童の解消を図ることを目的としている事業となってございます。 そのうち本市が取り組んでいるのは、新すこやか保育事業、認可外保育施設研修事業、指導監査基準達成・継続支援事業、県外保育士誘致支援事業の4事業となってございます。 ○平良眞一副議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 丁寧な答弁ありがとうございました。今、事業名も内容も説明していただきました。そして、その中の一つについて質問していきたいと思います。本市の待機児童の推移を確認させていただきますと、2018年に99名いた待機児童が2019年、2020年、2021年とだんだん減少していって、今現在は33名まで待機児童を解消している。あともう少しなのですけれども、まだ実際33名の方がいらっしゃって、また令和4年も実際取り組んでいっている状況でございます。議会の皆さん、市民の皆さんも理解しているのは、あくまでも箱はあるのですけれども、保育士が不足している。本市だけではないです。他自治体も保育士不足については非常に深刻だということで、皆さんも令和3年から取り組んでいる事業であるのですけれども、その事業について、内容について少しお伺いしていきたいと思います。 先ほど特別メニューの中で、県外保育士誘致事業というのが先ほど説明ありました。この事業内容について、もう一度御答弁お願いいたします。よろしくお願いします。 ○平良眞一副議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。県外保育士誘致事業でございますが、県外からの保育士人材の確保につなげ、保育士不足による定員割れを解消することにより待機児童の解消を図ることを目的に、県外在住の保育士に対し、県内の認可保育園、認定こども園、小規模保育事業及び事業所内保育事業への就労のための渡航費用等の経費、1世帯当たり40万円、単身世帯の場合は20万円を上限に補助する事業となってございます。 ○平良眞一副議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございました。これは県外から保育士を誘致するための事業と、簡単に言うと。また、令和3年から取り組んでいるということも確認させてもらっています。 そこで、もう一つお伺いしたいのですけれども、この県外保育士誘致事業のこれまでの実績と効果、何名の待機児童を解消することができたのかということをお伺いしたいと思います。御答弁お願いします。 ○平良眞一副議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。県外保育士誘致事業は、令和3年度から開始された事業でございます。本市の令和3年度の実績は保育士1名の採用となっており、事業所へ確認をしたところ、当該保育士は1歳児クラスを担当としていることでございましたので、待機児童解消に向けた効果は6名となります。なお、令和4年度の実績につきましては、現在のところ、まだ採用はない状況でございます。 ○平良眞一副議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございました。昨年の実績のほうが1名で、計算上6名の方が解消できたということで、令和4年度、まだ6月ですので、この事業、まだ途中ですので、推進していただきたいと思います。 そこで、他市の状況のほうも皆さん調査していただいたのですけれども、その中を見てみると、那覇市さん、令和3年度の話なのですけれども、枠が5名あって、実績が6あるのです。5個、予算枠があったけれども、実績として1増えている。豊見城市も予算枠7名を予定して、実際実績も7あります。うるま市さん、同じ事業で5名確保を予定していて、実績が6となっているのです。私たちの住んでいる環境といろんな違い等も存じているのですけれども、保育士確保する状況で、また宜野湾市が取り組みやすいように、他市の状況、なぜ多くの保育士さんが確保できたのかなということをこの事業の中でまたいろいろ調べて、調査研究して待機児童解消のために推進していってください。この質問は以上です。 次の(2)に移っていきたいと思います。待機児童解消のために前回の質問で、ゼロ、1、2歳児の受入れについて、議論させていただきました。その中で、岡田部長からも答弁のほうもいただきました。そこで、3歳児の受入れ枠の拡充及び認定こども園への移行検討についてということで、前回も質問させていただいたのですけれども、現在は専門部会を持って協議を行っているということで、待機児童解消の観点と幼児教育の保育の環境を第一に考えて議論していますということで答弁あったのですけれども、そこで質問させていただきます。早急に議論を進めて、この方針等をできれば周知していただきたいと考えていますが、現在の専門部会での議論の進捗状況をお伺いいたします。御答弁お願いします。 ○平良眞一副議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。3歳児の受入れ枠の拡充や公立幼稚園の認定こども園への移行につきましては、現在、公立保育所、幼稚園の今後の在り方に関する専門部会において、行政経営室、教育委員会指導部、福祉推進部で協議を行っているところでございます。同部会は、これまで8回開催しており、待機児童の推移や、うなばら保育所の老朽化の状況、公立幼稚園の入園率の状況、3歳児の受入れ皿確保の必要性、特別支援児及び医療的ケア児の受入れ状況などを課題として議論してまいりました。また、令和4年1月19日の行財政改革推進本部会議において、令和4年度以降に段階的に幼稚園と保育園の機能を持ち合わせた認定こども園への移行計画を策定し、早急に移行を進める方針を決定しています。現在、関係部署におきまして、先進地の現場視察等、移行計画策定に向けた課題の洗い出し等の作業を行っております。今後は移行に向け具体的な検討を進めてまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございました。前回も質問させていただいたのですけれども、早急に議論を進めていくということで、今の答弁の中から、令和4年度以降に段階的に幼稚園と保育園の機能を持ち合わせた認定こども園への移行計画を策定して、早急に移行を進める方針が決定しているということを確認できて、安心しております。この方針が決まっているので、また様々な部署と関係機関の皆さんと協力し合いながら、慎重にまた推進していってください。先ほどもあったのですけれども、待機児童の解消はもちろんなのですけれども、幼児教育の保育の環境を第一に考えながら、この事業に取り組んでいっていただきたいと思います。ありがとうございます。この質問は以上です。 ○平良眞一副議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時57分) ○平良眞一副議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時57分) 午前の会議はこの程度にとどめ、残りの質問については午後1時30分から行います。その間休憩いたします。(休憩時刻 午前11時57分)              午後の会議 ○平良眞一副議長 再開いたします。(再開時刻 午後1時30分) 午前に引き続き、6番 上里広幸議員の質問を許します。上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 午後もよろしくお願いいたします。それでは、質問項目の3です。登録文化財、神山・愛知ヌールガーの維持管理についてお尋ねいたします。当該場所は、登録文化財と指定されている場所で、地域が主体となって、今、文化財を保存している状況でございます。旧盆前には愛知区自治会と青年会がエイサー前に掃除をして、2月頃、旧正月頃にはウマチーとして、神山の郷友会の方が清掃活動を行って、保存活動を行っています。本市として、どのような文化財支援を行っているのか、お伺いいたします。御答弁お願いします。 ○平良眞一副議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 こんにちは。上里広幸議員の御質問にお答えいたします。神山・愛知ヌールガーにつきましては、地域を知る上で重要な文化財として登録された本市における第1号の登録文化財であります。教育委員会としましては、市文化財登録後、平成25年度に文化財標識を、平成26年度に説明板を設置する支援を行っております。また、市道愛知8号から神山・愛知ヌールガーまでは約130メートルあり、シルバー人材センターを活用し、里道の75メートル部分の除草作業を年に1回行っております。さらに、文化財保護指導員による月に1回の文化財パトロールを実施しており、ヌールガーの石積みや湧き水、草の繁茂状況などをチェックしております。 ○平良眞一副議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございました。当該場所までの里道の草刈りとかを行っている。また、青年会も年に1回清掃することで、この地域の場所、ゆかりとか勉強して、後継、継承してきていることで成果が出てきていると思います。部長のほうから今答弁あったのですけれども、文化財パトロールを実施しているというふうにして、今お伺いいたしました。 そこで、質問したいのですけれども、当該場所の湧水の水量が年々ちょっと減少傾向に見られるのではないかなというふうにして市民の声がありました。本員も、旧正月とか若水というのですが、くみに行くとき確認すると、私見ではありますが、例年より湧水の湧いてくる水の量が少なくなっているような印象を受けているのですけれども、その状況を当局が把握しているのか、お伺いいたします。御答弁お願いします。 ○平良眞一副議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。神山・愛知ヌールガーの水量につきましては、先ほど答弁いたしましたが、月単位での市内文化財パトロール及び点検作業等の中で、地域からの水量に関する問合せ等もあったことから、ヌールガーの水の出口から水量を目視する方法で、平成28年度より水量調査を実施しております。調査開始から2年後の平成30年度より水量が年々減少していることを確認しております。 ○平良眞一副議長 上里広幸議員。
    ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございました。当該地区が水量が少なくなっているということは理解しているという答弁あったのですけれども、この場所、地域、神山・愛知の中では、以前生活しているところのウブガーとか、川は今でも基地の中にあるのです。その唯一残っているこの地域の湧水がちょっと少なくなってきて心配している。当局の皆さんも理解していると思うのですけれども、なぜこの湧水が少なくなってきているのか。市街地が増えて、住宅が増えてきて、なっているのか。そういったことも原因等、調査していただきたいというふうにして考えております。なぜかといいますと、地域が主体となって保存していく中で、こういった湧水が減ってきている。この状況をどうやって保存していこうかという地域で話合いするために材料も専門的な知識が必要だなと考えております。そこで、水量の調査や原因の調査が必要だと考えますが、御見解をお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。議員御指摘の湧水の水量調査や水が出なくなる原因等の調査については、平成23年度発行の宜野湾市自然環境調査報告書により、市の西側に位置する数か所の湧水の水質調査や環境保全に関する調査を行っていることを確認しております。 なお、神山・愛知ヌールガーを含む市東側に位置する湧水調査については、現在確認ができておりません。今後は地域文化財の保護の観点から、調査方法について専門業者など聞き取りをするなどして、維持管理についてどのような支援ができるか、調査研究してまいります。 ○平良眞一副議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございました。今の答弁の中では、平成23年頃調査して、似たような事例が、以前湧いていた湧水が少し止まっている状況の場所とかもあると確認していることをこちら当局の調査でお伺いしております。その調査から、もう今、令和4年になりますので、答弁にあったとおり専門の見地からしっかり原因等を調べて、どう保存できていくのかということで地域が主体となって取組ができるように、それを支える調査研究の支援をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。この質問は以上です。 次の質問に移っていきたいと思います。質問項目4です。市道長田・愛知線の交通安全対策についてでございます。当該場所は、宜野湾市役所から行きますと、宜野湾小学校があって、この向かいの交番から左に曲がっていって長田小学校に抜ける道でございます。その道の安全対策です。坂道では滑り止めが敷かれたり、また一部歩道がない場所には、市民の皆さんの御理解を得て歩道も設置しているとか、また長田小学校の前にはカラー舗装等なされていて維持管理されている状況でございますが、改めて当該市道の道路の特性と安全性について改めて見解を伺いたいと思います。御答弁お願いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 上里広幸議員の御質問にお答えいたします。市道長田・愛知線については、一部区間においてカーブの多い区間があり、住宅や施設等からの車の乗り入れ箇所や取付け道路が複数あることを認識しております。また、近年、当該道路に接続する市道長田6号付近には共同住宅や開発による住宅が増えていることで交通量も増え、安全面に配慮が必要であるものと考えております。 ○平良眞一副議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございました。当該場所は、部長の答弁のとおりなのですけれども、そのコーナーが多いところ、見通しが悪い場所のコーナーの中に住宅街に抜けていく道があって、車とかが止まっていて、コーナーから入ってくるときにこれが見えなくて接触事故が起こりそうだったよとか、そういった声が多く聞こえております。そこで、その長田・愛知線の管理についてですが、どのように速度抑止等の安全対策を実施しているのか、お伺いいたします。御答弁お願いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。これまでの交通安全対策については、関係部署や警察署と協力して実施しており、主な対策といたしましては、愛知交番横の坂道箇所や長田小学校正門付近の滑り止め、カラー舗装を施しております。また、歩道部分については、横断防止柵を設置して対策を講じております。 ○平良眞一副議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございます。当該道路の起点の部分と終点の部分、小学校の前の坂道とか舗装が滑り止めとかされていて、先ほども言ったのですけれども、小学校、また長田公民館の坂道とか、そういった安全対策がなされてはいるのですけれども、その間の部分が、標識とか、地域の方の速度抑止の手づくりの看板等で安全対策している状況ではございますが、その市道はスピードが出やすいような状況だと本員は理解しております。そこで、カラー舗装等の効果的な速度抑止対策を実施する必要性があると考えますが、見解を伺いたいと思います。よろしくお願いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。速度抑制のための効果的な対策につきましては、警察署や関係部署と調整しながら道路維持管理の中で対応してまいりました。今後もカラー舗装も含め、さらに速度抑制の対策ができるか、検討してまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございました。登下校時には、また地域の交通安全ボランティアの方が、黄色いジャンパーを着て帽子をつけて見守り活動をしながらいるので、ある程度の抑止にもつながっているとは思うのですけれども、日中等はスピードが非常に出やすくなっている状況でございますので、ぜひ現場のほう改めて調査していただいて、検討していっていただきたいと思います。よろしくお願いします。この質問は以上です。 続いて、質問5に移っていきたいと思います。青年エイサー祭りの支援の拡充についてでございます。このエイサー祭りは、活発な青年会活動と関係機関、市民の皆様の理解とともに発展してきた祭りであることは皆さん御存じだと思います。現在コロナ禍において青年会活動が大きく制限されていて、会員不足や青年会活動の運営等が非常に厳しい状況でございます。本祭りの主な収入源が広告収入等であることは内容を確認しております。コロナ禍において企業も厳しい中、広告収入を確保するには、以前より資金収集が困難になることが予想されています。青年会活動の範囲内では負担が大きく、運営に支障が出てくることが想定できます。そこで、本市としてもさらなる支援が必要だと考えております。このエイサー祭りは本市にとってどのような祭りだと捉えているのか。そして、どのような支援をしていて、その実績を踏まえてどのように評価しているのか、お伺いいたします。御答弁お願いいたします。 ○平良眞一副議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。宜野湾市青年エイサー祭りは、地域青年会組織の発展を図る目的で、宜野湾市青年連合会を中心とした実行委員会が企画、運営の下、開催する祭りであり、伝統文化の継承やエイサー祭りを通した青年の交流、次世代の宜野湾市を担う若い世代の育成など、地域の活性化にも大きく寄与しているものと捉えております。 これまで教育委員会は、エイサー祭り開催に当たり20万円の補助金交付や市職員への資金造成協力依頼などを行い、市報やホームページ、SNS等で青年エイサー祭りの周知活動や事業における相談、助言などの支援を行ってきたところです。過去2年間は新型コロナウイルスの影響により開催できませんでしたが、直近の平成31年度の青年エイサー祭りでは、2日間で延べ約2万5,000人の来場者があったとの報告がございました。 本市の青年エイサー祭りは様々な観光サイトでも紹介され、県外からの問合せも多く、市の観光振興にもつながっているものと評価しております。また、青年連合会の日頃の活動においても、市内学校でのエイサー指導や成人式の運営協力など様々な場面において貢献していただいていることに対し、大変感謝申し上げます。 ○平良眞一副議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございました。この祭りは、皆さん、もちろん市長はじめ教育長も、開催しているときは参加して拝見していると思います。青年連合会として、生涯学習の観点、青年の育成のために皆さんが支援している。日頃から定例会等にも参加して、相談もしながら、この会活動を支えていてもらっていると、会員の方からも聞いております。非常に感謝していました。非常に楽しく活動しやすいようなバックアップを今でも受けていますよということで、非常に連携が取れているなということ分かっています。 その中で、今回、私が質問しているのはエイサー祭りへの支援なのですけれども、祭りに対してどのような市が見解を持っているのかなということでお伺いして、教育委員会からお話しあったのですけれども、これは観光の面から見て、祭りとして観光の面から見てどのように捉えているのか、お伺いしたいと思います。御答弁お願いします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。宜野湾市青年エイサー祭りは、多くの来場者が参加されていることから、本市のにぎわいをもたらしているイベントだと考えております。 ○平良眞一副議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございました。少し短い見解ではあったのですけれども、先ほど教育部長の話からも、2日間で2万5,000人の来場者を動員しているわけです。数字だけで言うと分かりにくいのですけれども、確認すると、両日も満員の状態です。どれぐらい満員かというと、観客席の一番後ろが出店の前まで来るぐらい、入らないぐらいの状況が2万5,000人の状況なのです。以前から20年近く開催してきている、発展してきている祭りであるのですけれども、青年連合会の主催で20万円だけの予算の範囲を超えてきているのではないかな。主体であれば、活動を縮小しているとか、そういったわけではないです。発展してきて、期待に応えるために青年会の活動等をしながら行って発展して、今、市の観光に関しても非常に寄与している祭りだということです。そこで、昨今のコロナ禍の状況を見ると、さらなる支援の拡充を求めていきたいと思います。本祭りを通して青年の育成と交流、また伝統芸能の継承、そして地域の活性化、観光振興の観点から一括交付金を活用した予算面での支援の拡充を求めたいのですけれども、御答弁お願いいたします。 ○平良眞一副議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。本年度は8月末に3年ぶりとなる第26回宜野湾市青年エイサー祭りがぎのわん海浜公園にて開催される予定となっております。現在、実行委員会において準備を進めているということですけれども、議員おっしゃるように、コロナ禍により、事業収入の多くを占める公告協賛による資金造成に苦慮しているということも理解しております。宜野湾市の青年エイサー祭りは、実行委員会の青年一人一人が企画運営に携わり、青年会自らが資金造成に力を注ぎ、多くの地元企業からの協賛もいただきながら開催される、地域に根差した価値ある事業だと考えております。青年一人一人がつくり上げてきたエイサー祭りをこれからも継承していきたいという実行委員会や地域の青年会の皆様の並々ならぬ思いがあるものと存じます。このような思いも十分に尊重しながら、関係部署とも協議の上、一括交付金等の助成制度の活用を調査研究してまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) ぜひ検討していただきたいと思います。資料、エイサー祭りの内容等確認したのですけれども、祭りの中で花火にかけている予算は40万円です。そのうち20万円が市が支援している。これは全て花火に回していると聞いているのです。本員は、この市が負担している20万円を負担分として一括交付金で活用していけば、それ以上の予算額を確保できて、そこで支援できるのではないかなと考えております。他の祭りの花火の助成に対しては柔軟に対応している事業もありますので、エイサー祭りに対してもぜひ支援の拡充をお願いしたいと思います。 質問項目、もう一点あったのですけれども、調査して、学校トイレ洋式化問題、質問しようと思ったのですけれども、ちょっと時間がありません。調査の中では進捗しているということを確認いたしておりますので、この場を借りて感謝申し上げます。 これで一般質問終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○平良眞一副議長 以上で6番 上里広幸議員の質問を終わります。 進めてまいります。 ○平良眞一副議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後1時54分) ○平良眞一副議長 再開いたします。(再開時刻 午後1時54分) 引き続き一般質問を行います。22番 桃原朗議員の質問を許します。桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) ハイサイ、チューウガナビラ。議席番号22番、絆クラブ、桃原朗であります。ただいま議長のお許しがありましたので、質問事項に入る前に、私、3期12年弱、あと2か月半ほど任期は残っておりますが、この壇上にて様々な質問等も行ってまいりました。松川市長はじめ、執行部部長はじめ担当部課に様々な質問を行ってまいりました。その中で、懇切丁寧、また誠意ある答弁もいただき、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。それとともに、私を3期支援してくれた市民の皆様方にも、改めて感謝申し上げます。 それでは、質問通告してありました事項を少し順番を変更して行ってまいります。1番、2番、4番、3番、5番、6番、7番と質問をさせていただきます。 先日も我が同志の呉屋等議員も同じ普天間出身でありますので、同じ普天間飛行場周辺まちづくり事業、普天間地区の進捗の状況につきまして、改めてお伺いをいたします。門前広場の整備の進捗について伺いたいと思います。まず初めに、地区全体の進捗について伺ってから、お伺いをいたします。 あとは自席にて質問を続けてまいります。どうぞよろしくお願いします。 ○平良眞一副議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 桃原朗議員の御質問にお答えいたします。本事業の普天間地区に関する事業の進捗でございますが、まず用地買収で6,692平米中2,933平米取得済みで、進捗率といたしましては43.8%。物件補償でございますが、33件中15件、補償済みで、進捗率が45.5%。普天間地区全体といたしましては32.3%の進捗となっております。本事業の今後については、物件補償のため全ての建物調査を終え、各権利者交渉、補償を現在進めているところでございまして、補償等の進捗にもよりますが、令和8年度の完成を目指しているところでございます。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 企画部長、ありがとうございました。前回も質問をいたしまして、その中でも大分進んできているのかなというふうに感じております。約半数近くまでは、ある程度進んでいると。その中で、門前広場、昨日も呉屋等議員ありましたけれども、このように完成予想図、リーフレット等もいただきました。本当に大変すばらしい企画をされている。そしてまた、モニュメントにして説明板等も設置をされる予定であると。そしてまた、噴水、松の木にしても、間隔を10メートル以上、10メートル弱ですか、大体そのぐらいを空け、間隔も取って、随時事業を進めていくというお話も伺っております。その中で、門前広場、参道広場、並松街道の進捗状況についても改めてお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。まず、門前広場でございますが、普天間交番の移設や物件補償が既に完了しておりまして、現在、用地買収に係る交渉を進めているところでございます。今年度の予定といたしましては、地権者から同意が得られたことから文化財発掘調査を実施し、その後、用地補償完了後に門前広場の整備工事に着手する予定でございます。参道広場及び並松街道につきましても、物件補償のための地権者交渉や関係機関との調整を行っており、前年度から引き続き今年度も物件補償を進めている状況でございます。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 門前広場についても、昨日の呉屋等議員の答弁にも令和5年7月末の完了を目指して頑張ると。そして、ただいまありましたとおり、引き続き参道広場、並松街道も随時進めていくというふうに理解をいたしました。ありがとうございます。 さて、その中で交流施設及び交流広場の整備の進捗。目視では、今現在、弁当屋さんとauさんがあった建物がまだ残っておられる。2階には歯科医院があったりしておりますが、そういった状況を御説明できますか。答弁お願いします。 ○平良眞一副議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時01分) ○平良眞一副議長 再開いたします。(再開時刻 午後2時01分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。企画部長。 ◎安藤陽企画部長 失礼いたしました。御質問にお答えいたします。交流施設と交流広場に関しましても、建物補償に向けて地権者と交渉を進めているところでございまして、今年度に建物補償を完了する予定で進めている状況でございます。 施設整備に関しましては、建物補償後、沖縄平和祈念像原型の保存のための作業と並行して行い、令和8年度末の完成を目指しているところでございます。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございました。先ほどの質問は、交流施設及び交流広場の進捗ということを、たまたま私が具体的に出たものだから、ちょっと休憩取ったように思いますけれども、実際、早めにこの交渉を進めていただいて、スムーズに円滑に事業を進めていただきますようお願いをいたします。 この交流施設、前回も私、12月議会でしたか、取り上げたときに、この施設の管理方法について伺ったところ、まだしっかり直接管理をするのか、指定管理をしていくのか、プロポーザル方式で様々な事業所から意見を聞いて指定管理をするのか、まだ決まっていないというお話でありましたけれども、それについても、いつ頃までにこれをしっかり確定を目指しますか。そして、これが決まった後に工事を始めるのか。工事を始めて進めながら、この管理についてはゆっくり考えるのか。その点についてお聞かせ願います。 ○平良眞一副議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。まず、建物の完成を令和8年度末までを目指しているところから、少なくとも令和8年度中には管理方法も含めてしっかりと、直営にするのか、指定管理にするのかというのは、まず決めなくてはならないと考えております。その上で、先日、呉屋議員からもありましたように、普天間の歴史をよく承知されている団体さんに管理をお願いするのか。そういった部分の検討というのを今後、建物の建築と並行して行う必要があるというふうに承知しております。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございました。なぜこの質問を度々何回もやるかといったら、私どもは小さな行政区でありまして、私が住んでいるところ。そして、その行政区の中に位置しておりますので、自治会等も実際この話がよく度々出るのです、役員会等で。そういう管理を私どもの自治会に託していただければ、また皆さん盛り上がって、また公民館改築等もしなくても、その中に入って行政末端の自治会行政をするのも最適ではないかというふうな、よく話がありましたので、もしこの管理を指定管理等でさせていただくのであれば、ぜひとも当自治会も手を挙げるという準備を今しているというふうに伺っておりますので、ぜひとも検討願いたいと思います。 次の質問に移らせていただきます。次の質問は、2番目、伊佐1号道路改良工事と、4番になりますけれども、まずはこの伊佐改良工事についてからお伺いをいたします。本員は昨年の6月定例会にて質問させていただきましたが、当該事業は、県、北谷町、本市で協議の後、一部を埋め立てた後に道路を整備し直す工事であることを確認いたしましたが、補償交渉に時間がかかっているとの答弁がございました。その後、進展はございましたでしょうか。お伺いをいたします。よろしくお願いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 桃原朗議員の御質問にお答えいたします。伊佐1号道路改良事業の進捗につきましては、昨年度において漁業補償の対象者である那覇地区、那覇沿岸、浦添宜野湾の各漁業組合に対し、補償算定基準に基づき補償額を提示したところではございますが、漁業組合側からの要求額とはかなりの乖離が生じ、漁業補償額の性質的な観点から、交渉妥結は極めて厳しい状況でございます。当局においても、このまま交渉難航が続くこととなれば、事業の見直しなど特段の判断が必要と考えております。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございました。私、去る6月14日、休会日でありましたけれども、様々な質問の中で、当事者の話も聞かないといけないなということで、浦添宜野湾漁協の組合長、中西さん、組合長にもお会いしてお伺いしましたけれども、恐縮しておりました。やはり自分なんか当事者がしっかりと組合員に説明をして、もうちょっと妥結交渉できるように、私が引っ張っていって先導しなければならない立場だけどなという話もしておられましたので、ぜひ理解をいただけるよう粘り強く交渉していただきたいと思います。 また、該工事の埋立て部分は、今現在ある護岸からちょっとぐらいしか埋立てしませんので、さほど漁業に影響があるものとは、私、漁業者ではありませんけれども、そんなに大きな大差はないのではないかな、現状とそう大差はないのではないかなというふうな素人の認識ではありますけれども、そう思っておりますので、粘り強く交渉をしていただいて、しっかり該事業が前に進むことを願っております。ぜひ頑張っていただきたいと思います。 続きまして、この質問を終わり、4番目の市道宜野湾11号の安全対策について伺います。当該道路につきましては、現在、街灯及び防犯灯があるガードレール等の設置がなされておりません。車道や歩行者に安全に利用していただくためには、ぜひ必要であると考えるが、当局のお考えをお聞かせください。また、地元自治会等からも、街灯だとか、そういう手すり、ガードレールとか、要望があったのかについてもお聞かせいただきます。よろしくお願いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。街路灯及び防犯灯の設置につきましては、関係部署とも調整してまいりましたが、市の財政状況を考えると市単独費での設置も厳しいものがございます。前年度実施した交通量調査の結果も踏まえ、補助メニューなど検討を行っているところでございます。現在、ガードレールガードパイプが設置されている2か所は、上原から佐真下方面に向かい、長い直線区間から右カーブとなっている2か所が事故が起きるおそれがある箇所と認識し、上原側に20メートル、宜野湾側に20メートル設置しておりますが、予算を確保しながら順次設置してまいりたいと考えております。 また、ガードレールの設置要請につきましては、宜野湾区の自治会から要請がございました。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 地元の要望も、部長、しっかりと聞いて、またこれから中原33号ですか、この道路の取付けだとか、様々な地元の住民の要望等もしっかりと聞いて、そういった事業に反映できるように、また事業メニュー等も、道路が開通して、様々な不備があったらどういうメニューがあるのか、しっかり精査をして、しっかりと該事業を安全に、市民が、またこの道路を活用される県民が安全に通行できるよう、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。 当該道路の歩道には何か所か、斜面から雨天時に水がしみ込んだ流水、いわゆる方言でいうところのジーシルです。それが発生し、滑りやすくなっている箇所があります。これは私以外にも、そういう危険があるのではないかと複数の議員も取り上げておりますけれども、その対処、どういうふうな対処をするのか、お聞かせください。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。歩道上の藻の対策といたしましては、これまで高圧洗浄による洗浄とデッキブラシによる除去を行ってまいりました。また、しみ出た水、ジーシルの多い2か所につきましては、先月、透水管を布設し、歩道上へ流れないよう対策を講じています。今後も歩道上へ流れないような対策について検討してまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 建設部長、ありがとうございます。透水管だとか、そういう設置をして、今後はそういうのりが張らないような対策も取る。そして、現在はデッキブラシ、高圧洗浄等で定期的にやっているというふうに伺いました。 また、今年の梅雨は例年より、本当に異常気象と申しましょうか、4月からずっと天気が悪く、雨が降っている状況というのも、本員も理解をしております。ですが、次の質問の中に、こういった道路に不備がある状態で、歩行者には何ら瑕疵はないけれども、そこをランニングしていたり、ジョギングをしていたりしているときに滑ってけがをした場合に、どちらに責任があるのか。これは何もないところでけつまずいて転ぶのは本人が悪いと思いますけれども、そういう不備があって、事故といいますか、けが、またある意味、後頭部を打って大変重症化したりする事例もあるかもしれませんけれども、そういった場合にはどちらに責任がありますか。御答弁お願いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。事故の状況により様々なケースがあると考えておりますが、適正な道路管理がなされていない場合につきましては、道路管理者の過失があるものと考えております。今後も適正な維持管理に努めてまいりますが、そのような事故などが発生した場合、本市が責任を持って対応してまいります。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございました。毎議会、職員等が利用する車でありますとか、そういった事故のたびに専決処分をして補償していく。そのようなことが、また身体にあってはいけない。物であれば金額で解消できますけれども、身体はそう簡単にいきませんので、ぜひともそういった瑕疵がない。行政に対して道路管理責任がある本市の市道でありますので、みんなに愛される市道宜野湾11号、しっかりと見守っていくためにも、そういった箇所に対する手だてはしっかりとやっていただきたいというふうに思います。 それでは、次の質問に移ります。3番目の質問、都市計画道路3・4・71号普天間線の整備事業の進捗についてお伺いをいたします。本員、令和3年の12月、昨年末の12月にもこの事業について質問をいたしましたけれども、そのときには、そんなに事業が進んでいない。物件調査が37件中19件。これは11月時点です。物件補償が37件中9件、用地買収が30件のうち2件、そういう答弁がなされておりましたけれども、いま一度、この物件補償、現在は、昨日も同じ質問を呉屋等議員もやっておられましたので、私、止めておりましたけれども、そういった物件調査も1件増えて20件、そして物件補償も11件になっている。用地買収については30筆中8筆まではやっているというふうに伺っておりましたので、次の質問に進めていきたいと思いますけれども、令和3年度までは沖縄振興公共投資交付金で事業を進めておりましたが、今年度からは防衛予算と切替えとなっております。そのときにも私も、補助メニューを改めたらどうか、ほかのそういった予算は替えられるような予算がないのですかというふうなこともお聞きをして、しっかり防衛予算に切り替えられたということで、この補助額も要望しておりますが、この補助金要望額に対する補助金の内示は額は幾らになったのか、それについてお答えください。お願いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。今年度、沖縄防衛局へ要望いたしました、3・4・71号普天間線に係る補助金要望額につきましては、3億7,538万4,000円に対し、満額の内示額をいただいております。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 以前は一括交付金の要望額の3分の1ほどしか県から内示が下りず、本当に苦慮して、質問するのもちょっと抑えないといけないぐらい、当局がすみませんみたいな答弁をするたびに、私も胸が痛む思いでありましたけれども、このように内示額が満額要望額に沿っていただける予算の獲得もしていただきました。副市長はじめ当局、そして市長も、ありがとうございました。そういう形で、しっかりと事業が前に進んでいく。これは普天間地域のみならず、この道路を利用なされている方が、事業が進んでいく、そして、もう少しで完成が目指せるというふうに明るい展望でありますので、ぜひともしっかりと該事業を進めていただきたいと思います。 2番目の進捗については、先ほど冒頭で私が述べましたとおり進んでおられるようですので、3番目の質問、今年度はいいのですけれども、次年度の予算の要望額及びその概要、どういった形の予算をつけるのかということで御説明をお願いいたします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。次年度の要望額といたしましては、国庫補助額で約6億1,800万円でございます。事業概要といたしましては、物件調査3件、物件補償8件、用地3筆、また道路工事に着手し、併せて電線共同溝工事を実施してまいります。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 電線も地中化になりますし、景観もますますよくなっていくというふうに認識をしております。また、次年度もしっかりとこの要望額が内定されるよう、副市長、よろしくお願いをして、また東京出張があるときには要望をお願いしていただきたいと思います。ありがとうございます。この3・4・71号については、これで終わって、次の質問に移りたいと思います。 5番目の質問です。漁業再生支援事業及び浦添宜野湾漁協施設整備負担金事業についてお伺いをさせていただきます。漁業再生支援事業の事業目的をまずお伺いします。また、令和2年度より事業が始まっておりますが、令和2年度と令和3年度の取組内容についてお聞かせいただきます。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。漁業再生支援事業につきましては、国の離島漁業再生支援交付金を活用し魚礁を設置することによる新規漁場の開拓や、キンメダイ漁、ウニ養殖実験などへの支援、ソデイカの販売促進活動などを行うことにより、漁業者の所得向上及び本市水産業の活性化を図ることを目的としております。 これまでの取組内容としましては、令和2年度に表層型浮魚礁の敷設、設置することです。シラヒゲウニの養殖実験、近年水揚げが増えているキンメダイの販売促進活動を行いました。令和3年度におきましては、宜野湾沖に沈設型、沈めて設置するタイプの魚礁を設置し、本市の主要水産物であるソデイカとキンメダイの地産地消及び販路拡大を目的に、昨年11月に開催しました産業まつりにおいて、来場者へソデイカ、キンメダイ、海ブドウの無料配布を行っております。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 先ほども伊佐1号についてちょっと触れましたが、組合長とお会いしたときにもその話もお伺いさせていただきました。また、この浮魚礁がどういうところに設置をしているのか、海図を広げて、ここではソデイカが取れるよ、ここはキンメダイ、この辺は何々というふうな形で説明を受けてまいりましたけれども、大変喜んで該事業等ができている。そして、予算要望した額がしっかりとつけられているというふうにお聞きをいたしました。この沈設型の魚礁についても、今、実証実験という形でやっていると。また、組合長にも組合長独自の発想がありまして、本当はこういうふうな簡素化で、こういった数を増やしていきたいのだというふうな話もされておりましたので、そういった様々な内容を漁協の皆さん方と調整をして、箇所を増やすのであれば総体的に予算は軽減されると思いますので、形ある製品をここに沈めるという話をされていましたので、そういったことにもしっかりと支援ができるよう相談をしながら進めていただきたいと思います。 この漁業再生支援事業は、事業期間が令和6年までとなっておりますが、今後の事業計画についてお伺いをいたします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。今後の事業計画につきましては、魚礁の敷設をメインとし、サメの食害を受けたソデイカを活用した薫製などの商品開発、好評であった産業まつりでの販売促進活動の継続などを予定しております。今後も漁業者や浦添宜野湾漁協、浦添市と協議を行いながら、漁業者への効果的な支援の取組を実施していきたいと考えております。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございます。その中で、浦添宜野湾漁協施設の施設整備の負担金事業がありますけれども、この事業内容、もう一度お伺いいたします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。浦添宜野湾漁協施設整備負担金事業につきましては、浦添宜野湾漁協が所有する牧港漁港内の製氷、冷凍、冷蔵、荷さばき施設更新に当たり、本市も費用負担する必要があることから、負担金支出を目的に事業化しております。当該施設は、本市漁業者も利用しておりますが、老朽化による安全面での問題や既存施設の能力不足による出港遅延、鮮度保持が十分に行えないなどの問題を抱えており、漁業活動に支障を来していることから、防衛補助を活用し、令和4年度から令和6年度にかけて施設の更新、拡充を予定しております。施設更新を行うことにより安定した氷の確保や高水準の品質管理、安全な操業活動及び漁業者の所得向上が図られると考えております。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございます。その事業費は幾らか。また、本市の負担割合はどのようになっておりますか、お伺いをいたします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。事業費につきましては概算費で約6億3,000万円となっており、防衛補助の割合が3分の2、残り3分の1を宜野湾市、浦添市、浦添宜野湾漁協の3者で負担することとなります。負担割合につきましては、令和4年4月25日付で3者による覚書を締結しており、宜野湾市と浦添市が10分の3、浦添宜野湾漁協が10分の4の負担割合となっております。浦添宜野湾漁協が事業実施主体ですが、浦添市が補助事業者となるため、本市は負担金として浦添市へ支出することとなります。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) これは質問ではなく提言としてお聞き願いたいのですけれども、漁協の皆様方におかれましては、現在、まだ軽石が野積みをされて、まだトン袋に入れられている状態なのです。そしてまた、燃料高騰の折、負担が増えてきている状況にあると思います。ですが、宜野湾市としての燃料費や様々な負担軽減を図る意味で、予算措置もして準備はしておったのですが、県との折衝がまだしっかりできていない。また、支出できていない状況にあるというふうに、組合長さんからも、宜野湾市は準備できているのだけれども、まだ県との調整ができていないみたいですよというふうなお話もされておりました。また、台風等がこういった矢先に発生しますと、また軽石、どこに飛んでいくか分かりませんので、また二次被害等が発生するやもしれませんので、ぜひ県ともしっかりと協議をしていただきたいと思いますけれども、それについて御答弁できますか。部長、お願いします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。本市としましては、漁業者及びマリン事業者の皆様の経営継続を図るための支援策としまして、軽石被害対策補助金交付事業を行っているところでございます。軽石の撤去に関しましても、また燃料費の補助に関しましても、沖縄県との協議を進め、引き続き支援を行ってまいります。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございます。その支援の支援金につきましても、なるべく早めに協議を済ませて、漁業者の皆様方にその支援金が行き届きますよう早急に協議をしていただきたいというふうに思っております。 それでは、この質問を終わり、また前へ進めていきたいと思います。6番目の高齢者への就業支援の状況についてお伺いをいたします。私ども絆クラブは、政務調査、福岡県へ行ってまいりましたときに、高齢者人材派遣職業紹介事業ということで、はつらつコミュニティ福岡というところへ視察に行かせていただきました。そういった事業、すばらしい事業がある中で、本市や、また県においても、どういった事業があるのか、質問をさせていただきます。よろしくお願いします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。会員及び一般高齢者の方を対象としました職業紹介による就業、就労機会の提供につきましては、本市のシルバー人材センターと沖縄県シルバー人材センター連合とが連携し、就業紹介を希望する企業に対しましてマッチングを行い、就業機会の提供を行う事業がございます。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 該事業等がございましたら、その実績についてもお答え願えませんでしょうか。よろしくお願いします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 実績につきましては、現在把握しております最新のデータが令和2年度分になりますが、令和2年度の実績でお答えいたします。会員及び一般高齢者を対象とする就業紹介の実績は、県内、本市とも実績ゼロとなっております。
    平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) コロナ禍の中で、そういった要因があって実績がゼロになっているのかどうかについても、そういった実績が、これまでコロナ禍になる以前もそういった実績はなかったのでしょうか。それについてお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。本市のシルバー人材センターに確認しましたところ、今までに就業紹介を希望する企業がなかったこと、会員からの申請もないため、就業紹介の実績がゼロの状況となっております。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) そもそもこの高齢者への事業自体、本土と本県、沖縄県、またひいては宜野湾市もまだまだ直接雇用という形態が取られているからそういうふうな状況なのかなというふうに考えております。様々な負担を軽減する、企業の負担軽減をする意味でも、一人親方みたいな形でこのコミュニティセンターに登録をして、会員から会費もいただき、また就業をマッチングして、この要望があった企業さんと仲立ちをして折衝する。そういったマッチングをやって就業に至るわけです、本土では。ですけれども、そういった、まだまだ沖縄は直接雇用、いろんな求人ペーパーだとか、直接チラシだとかという形で求人をなされているような状況ですけれども、どんどん沖縄もシステムが本土みたいになってくると思っております。また、今後、高齢化社会で、高齢者の生きがい、また様々な雇用をすることによって生きがいが出てきたり、また健康につながったりというような側面もあったりすると思いますので、ぜひともそういった事業もシルバー人材センターのほうとも協議をなされて、雇用者の就労支援もぜひとも力を入れていただきたいと思いますけれども、本市のシルバー人材センターへ加入されている方々の人数は、これまで5年間でどう推移しておりますか。どう変わったのか、お伺いをいたします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。本市のシルバー人材センターの会員数ですが、令和3年度末で311名となっております。ここ5年間の推移を見ますと、平成29年度末が303名、平成30年度末が323名、令和元年度末が333名、令和2年度末が313名、令和3年度末で311名となっており、少し減少傾向が見えます。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 多少微減ですが、300名を大体キープしているというふうに思います。その311名の会員の皆様方の大体どのような業務があるのか、業務内容についてお聞かせください。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。本市のシルバー人材センターの令和3年度での実績では、受注件数974件で、就業延べ人数は年間2万1,175人となっております。主に請負、または委任の形式で仕事を提供しており、公共からの受注では、庁舎内外の清掃、市報配布、資源ごみの収集等があり、民間からの受注では、企業の屋内清掃や一般家庭の草刈りなどの仕事を行っております。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 長期間、長時間の就労は複数の会員によるローテーション就業とありますが、派遣事業による求人での仕事か、どのような仕事内容なのか、お伺いいたします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。長期間、長時間の就業の際の複数会員によるローテーション就業についてでございますが、派遣事業によるものでございます。一部の会員を長期的、固定的に就業させることなく、ローテーション就業により、できるだけ多くの会員が生きがいの充実や社会参加が図られるよう配慮がなされているところでございます。令和3年度実績で申し上げますと、主な仕事内容は、マイクロバスの運転手業務6件、事業所内の清掃業務9件となっており、件数は15件となっております。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) まだまだ件数が少ないというふうに本員は感じます。そして、この派遣事業を強化する取組についてお伺いをいたします。どのように強化をしていきますか。お伺いいたします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。平成28年度までは派遣事業担当者が他の業務を併任しており、派遣事業の開拓に出る日数が限られておりましたが、平成29年度から派遣事業の専任の職員を置き、派遣の就業開拓の強化を図っていると伺っております。ただし、近年はコロナ禍の影響もあり、開拓が進んでいない状況もあるとのことでございます。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) コロナ禍の影響がある程度緩和されてウィズコロナに進んでいけば、もっともっと高齢者の方が就業できるよう、また生きがいを持って就業できるよう支援していただきたいというふうに思っております。この質問はこれで終わりまして、次に移ります。 最後の質問、市民広場(ゲート4)の環境整備についてお伺いをいたします。市民広場内にスケートボード場整備事業が議会でも提案されており、総務常任委員会へ付託され、審議の結果、全会一致をもって可決されましたが、改めてお伺いします。設置場所とスケジュールについてお聞きいたします。 ○平良眞一副議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 桃原朗議員の御質問にお答えいたします。スケートボード場の設置場所でございますけれども、野球場と消防署裏駐車場の間の緑地帯を考えているところでございます。規模、形状等につきましては、測量等も踏まえまして、現場の状況に合わせ調整をしてまいりたいというふうに考えております。 今後のスケジュールでございますが、今定例会におきまして議案の可決をいただけましたら、建設部のほうへ執行依頼を行い、建設部にて作業を進めてまいりますけれども、8月末に設計を終え、年内もしくは年度末までには完了する予定となっております。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございます。内容等は、初心者や中級向けのセレクション、障害物を想定しているというふうに委員会でもお聞きをいたしましたけれども、あまねくプレーヤーといいますか、そういうスケートを楽しむ方々にいざこざが起きないよう、しっかりアンケート調査等も行いながら、しっかりと、このようにイラストもありますので、そういうすばらしいスケートを練習できるようなところを整備していただきたいというふうに思います。 そして、安全面の対応についてですが、お伺いをいたします。どのように対応いたしますか。 ○平良眞一副議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。安全管理についてでございますけれども、まず、安心安全な施設となるよう、施工期間中において施工業者の方や、あるいはまたスケートボード関係者、議員からもございました実際利用する方を含めて意見も賜りながら、予算の中でどのような対応で安全についても取り組むことができるか、検討してまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 野球場との間に排水路の整備ができないのか。また、水たまり等ができるので、対処していただきたいのですけれども、それについての対応をお伺いします。 ○平良眞一副議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。雨水排水工事を行う際には、市民広場全体の土地の勾配あるいは形状などの測量を行い、測量のデータや雨水量などを基に排水計画を立て、排水処理整備の工事を行うことになろうというふうに考えております。一連の工事に係る費用についても、市民広場の面積も広いことから多額の費用を要するため、現状としましては大変厳しいのかなというふうに考えてございます。水たまりに関しましては、グラウンドAとBの辺りに水たまりができやすく、またなかなか水が引かないという状態も確認をしておりますので、対策につきましては業者などに意見も伺いながら、何かよい方法がないか検討をしてまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) あと1項目ありましたけれども、時間がございませんので、これはまた野球に関する皆さん方、質問していただきたいと思います。 これで私の質問を終わります。 ○平良眞一副議長 以上で22番 桃原朗議員の質問を終わります。 ○平良眞一副議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午後2時50分) ○平良眞一副議長 再開いたします。(再開時刻 午後3時00分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。5番 栄田直樹議員の質問を許します。栄田直樹議員。 ◆5番(栄田直樹議員) 皆さん、こんにちは。本日4番バッターとなりますが、議席番号は5番でございます。共生の会、栄田直樹でございます。どうぞよろしくお願いします。 それでは、通告してありました5項目について、議長のお許しが出ましたので、通告に従って質問させていただきます。 まず初めに、5歳児健康診査の実施についてでありますが、この質問は令和2年3月議会にも取り上げさせていただきました。再度、確認も踏まえて質問させていただきます。5歳児健診を行うことによって、小学校就学前に必要に応じて支援につながる、不安の解消にもつながっていくと考えられます。まず初めに、宜野湾市で現在行われている健康診査状況について確認からさせていただきます。 あとは自席より質問させていただきます。よろしくお願いします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 栄田直樹議員の御質問にお答えいたします。乳幼児健康診査には、乳児一般健康診査、前期及び後期、1歳6か月児健康診査、3歳児健康診査がございます。令和4年度における健診計画につきましては、乳児一般健康診査前期が12回、後期も12回、1歳6か月児健康診査は31回、3歳児健康診査は30回となってございます。 ○平良眞一副議長 栄田直樹議員。 ◆5番(栄田直樹議員) 部長、ありがとうございます。今、部長から御説明ありましたが、乳幼児一般健康診査、1歳6か月児健診、3歳児健診が実施されておりますが、疾病等を早期に発見するなど、歩行や言語等の運動機能、精神発達などの保健管理を図ることを目的としていると認識しておりますが、その中で子供の精神発達等について、主に何歳児で健診を確認しているか、お伺いします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。乳児健診、1歳6か月児健診、3歳児健診の全ての健診において、精神の発達等の状況について、問診内容や健診当日の会場にて確認を行っているところでございます。 ○平良眞一副議長 栄田直樹議員。 ◆5番(栄田直樹議員) 全ての健診で行われているということでありましたが、特に子供たちがおしゃべりをしてくる中で、3歳児ほどになってきたら、言語等などよく言葉がまだしゃべれないよとか、そういったことも気づいてくる年なのかなと思われますが、発達に対して、3歳児健診で特に問題が指摘されない場合で、その後、保護者等から子供の発達について相談等があるか。また、ある場合はどのように対応しているか、お伺いしたいと思います。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。3歳児健診のときには問題がなく、その後に保護者から発達について相談があった場合には発達相談のほうにつなげております。また、保育所に通う子供の発達相談についても、保育所から保護者に保健相談センターに相談に行くように案内されるため、保護者からの相談があり、対応している状況でございます。 ○平良眞一副議長 栄田直樹議員。 ◆5番(栄田直樹議員) ありがとうございます。今、部長から説明ありましたように、相談があるということでありましたが、その後、保護者が、例えば気づくのであれば相談につないでいけるのかなと思うのですが、気づかない場合もあるかと考えられますので、また気づいても相談ができない、そういった保護者の方もいらっしゃるのかなということも考えられます。 一般に乳幼児健診は3歳児健診で終了されておりますが、過去の受診率を見ますと、乳幼児健診、1歳6か月、3歳児健診と比較しても、3歳児健診が比較的低いことが分かりました。3歳児健診は、就学前までの児童が健康状況や生活環境を確認するために最も重要な健診だと考えられますが、発達状況に対して、3歳児健診で特に確認できない。発達状況について見落としてしまう可能性も十分に考えられることから、小学校前にぜひ5歳児健診が必要ではないかと考えますが、御見解をお願いします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。3歳児健康診査以降、小学校に上がる前の就学児健診までの間に健診が現在ないため、4歳児健診や5歳児健診の実施につきましては、幼児の健康状況や生活環境を確認するために効果的な取組というふうに理解してございます。しかしながら、実施場所や医師などの健診専門スタッフの確保、日程の確保など課題があると考えております。また、現在実施している乳児健診、1歳6か月児健診、3歳児健診の受診率が80%前後で、県平均より低いため、さらなる受診率の向上対策、未受診者全員に、訪問により会えていない課題への解決に取り組むことが優先事項と考えているところでございます。 ○平良眞一副議長 栄田直樹議員。 ◆5番(栄田直樹議員) ありがとうございます。今やっている健診をしっかりとやっていくことは大切なことであります。今現在、この4歳児健診、5歳児健診は、やっていないということで、医師の確保、また場所等の確保が難しいということでありますが、小学校に上がる前に、やっぱり小学校に上がって集団生活になって、そこでちょっと集団生活に入り込めない、そういった特性がある子とか、学校に行ったときにしか分からない状況が出る場合があるのです。私も学校へ行ったときに、よく廊下に寝っ転がっている子とか、そういった子なんかも見受けられるものですから、そういった子たちを、やっぱり途中で集団生活に入って気づくよりは、その前にしっかりと確認して、早めに支援へつなげていくのは、やはり5歳児健診も必要なのかと考えます。 この5歳児健診が目指すものは、発達や情緒、社会性に問題があったり、集団行動の場面で問題がある児童を早期に発見し、児童や保護者へ早急に支援を開始するための気づきの場だと考えられます。保護者が発達障害に気づき、児童へ適切に対応や就学に向けて準備につなげるために、その健診となると考えられますので、他県では、部長、結構広がっているのです。他県で5歳児健診を広く行われておりますので、しっかりこの支援につなげていくためにも調査研究をしていただきたいのですが、見解をお伺いしていいですか。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。まず、健診を充実させるためには、精度を上げるためには、未受診者、受診率の向上というのを優先に考えているところということで、先ほど答弁申し上げたところでございますが、4歳児、5歳児健診、現在やっていない部分につきましては、議員からの情報提供もあったとおり、他県ではやっている状況というのもございますので、その部分についても、また情報収集を進めながら研究していきたいというふうに考えているところでございます。 ○平良眞一副議長 栄田直樹議員。 ◆5番(栄田直樹議員) 部長、ぜひ研究していただきたいのですが、県内で5歳児健診をやっているところが現在ないと思うのですが、ぜひ宜野湾市から先に、その研究も含めて、しっかり取り組めるように前向きに考えていただきたいと思います。本当に子供たちが成長に対して、支援学級も年々生徒数も増えている状況でありますが、その支援をしっかりと早めにつなげていくことで、その子に対して成長の場、また教育の場で、その子に合った環境をつくっていくことが大事だと思いますので、ぜひ今後ともよろしくお願いしたいと思いますので、ぜひよろしくお願いします。 続いて、市道宜野湾11号冠水対策についてお伺いしたいと思います。この質問に対しては、午前中、宮城政司議員からも市道宜野湾11号冠水に対して質問もありましたが、再度質問させていただきます。市道宜野湾11号が供用開始され、佐真下から上原との2車線の道路ができたことで国道330号の渋滞緩和につながり、大変利便性がある11号でありますが、先日、利用者の方から一本の電話があり、道路が冠水して通れないという連絡がありました。そのことも踏まえて質問させていただきます。まず、市道宜野湾11号の冠水状況についてお伺いさせてもらいます。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 栄田直樹議員の御質問にお答えいたします。今年の梅雨に入りまして、5月20日、5月31日、6月3日、6月11日、市道宜野湾11号で冠水を確認しております。 ○平良眞一副議長 栄田直樹議員。 ◆5番(栄田直樹議員) 部長から今ありました5月20日、私も連絡があったのですが、そのときの状況をちょっとお伺いしてよろしいですか。通報があったと思うのですが、状況をよろしくお願いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。5月20日の冠水につきましては、大雨の情報がございましたので、担当課において現場へ向かい、冠水している状況を確認いたしました。冠水状況といたしましては、縁石を超えるような25センチ程度の冠水があり、そのまま通過する車両、またUターンし、迂回する車両等がございました。 ○平良眞一副議長 栄田直樹議員。 ◆5番(栄田直樹議員) ありがとうございます。25センチ程度の冠水状況があったということで、これまでも対処しているかと思うのですが、早急に対処していく必要があると思いますが、本市として今後の対策はどのように行っていくか、お伺いします。 ○平良眞一副議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 栄田直樹議員の御質問にお答えいたします。市道宜野湾11号における今後の冠水対策の対応としましては、午前中の宮城政司議員にも御答弁申し上げましたが、市道宜野湾11号の冠水地点から下流側となる基地内の既存排水路について、今年度、沖縄防衛局から調査業務を受託し、市街地側と基地内を含めた流域全体の排水機能について確認、調査業務を行っているところでございまして、当該調査業務は11月末の完了予定でございます。この調査業務において、普天間基地内における既存排水路の改良が必要となった区間につきましては、その実施設計及び改良工事についても、引き続き沖縄防衛局と調整を行って進めてまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 建設部の当面の対応についてお答えいたします。建設部においては、暫定ではございますが、下水道事業の改良工事が完了するまでの対策といたしまして、基地側へ応急処置的な路面排水をさせていただけるよう、米軍普天間基地と調整を行っているところでございます。 ○平良眞一副議長 栄田直樹議員。 ◆5番(栄田直樹議員) ありがとうございます。防衛局と調査業務を受託して、排水機能について調査しているということで、また建設部においては、基地と連携を取って対処していくということでありますが、これまでも建設部、さらに上下水道局も一緒になって、この冠水に対しては大変御尽力なされているということは理解しておりますが、市民の方からこのように通報、また連絡等があった場合には、やはりそれを反映させていかなければならない。そういったことから取り上げさせていただきましたが、この11号に関しましては、本当に市民からも喜ばれておりますので、ぜひ解決に向けて取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 続いて、ふてんま公園施設管理における安全対策についてでありますが、これも前回も取り上げさせていただいておりますが、ふてんま公園、高低の地形を生かして整備されており、階段が多い公園になっております。現在、手すりがなく、高齢者の方あるいは児童が利用する際に上り下りが非常に危ない状況であると考えられます。この質問も令和3年6月議会に手すりの設置も要望させていただいております。確認も踏まえて質問させていただきます。階段の手すりについて、設置方法について検討されたか、お伺いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。令和3年6月定例会の答弁で、手すりの設置は必要性があり、検討を行っているところで、可能な場所から設置を行ってまいりたいとの答弁をいたしました。当該公園への手すりの設置の必要性については認識してございますので、滑り台側の階段と展望台へ上る階段、中央部への設置を予定しております。 ○平良眞一副議長 栄田直樹議員。 ◆5番(栄田直樹議員) ありがとうございます。設置していただけるということで安心しましたが、この公園は指定避難場所にもなっておりますので、やはり階段の手すりが必要と考えますので、ぜひ進めていただきたいと思いますが、今後、整備時期についてもお伺いしてよろしいですか。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。昨年度は宜野湾トロピカルビーチへの軽石の漂着で、緊急な撤去作業を行う必要があり、予算が足りず、ふてんま公園の手すりの設置はできませんでした。今後、滑り台側の階段に手すりの設置を行い、展望台へ上る階段については、その箇所の利用状況や地域の声を確認しながら設置に向けて検討を行ってまいりたいと考えております。整備の時期につきましては、具体的には決まっておりませんが、8月末までには設置ができるものと考えております。 ○平良眞一副議長 栄田直樹議員。 ◆5番(栄田直樹議員) 滑り台側から先にやっていただけるということで、その滑り台の上がったところに広場がありますので、そこをやっぱり高齢者の方も以前は活用されておりましたので、先にそこをつけてもらったらありがたいと思いますので、ぜひよろしくお願いします。 また、ふてんま公園の裏側にスロープがあります。先日、その近所に住まれている方から、スロープで、本人ではないのですが、滑って転倒しそうになった人がいたということで連絡があり、大変危険だということで、対策が必要ではないかというお話がありましたので、早急に対策が必要だと思いますが、その安全対策についてお伺いしてよろしいですか。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。公園の管理につきましては、基本的に公園全体を週に1回、安全点検を行い、その中で土砂やコケなどを確認しながら、滑る危険性があれば、高圧洗浄機等を使用し除去を行い、また年に1回、スロープや公園内の園路を高圧洗浄機で清掃を実施し、安全対策を行っているところでございます。 滑りそうになったという方がいたとのことでございますが、確認不足の箇所があったかもしれません。今後はそのようなことがないよう安全点検の徹底を図ってまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 栄田直樹議員。 ◆5番(栄田直樹議員) 定期的に管理をしているということで、僕もよく指定管理者が清掃なり手入れをしているのを見ておりますが、6月とかだったと思うのですが、そのときにちょうど指定管理者の方がスロープのコケ落としをやっているのも見ました。その際、きれいに清掃されておりました。これまでも何度も洗い流している状況を常に繰り返しているのかなと思われますが、このスロープの滑り止め対策、検討されるなど安全対策が必要ではないかと思われますが、滑り止め設置などは検討できないのですか。お伺いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。確実な安全点検を行い、必要なときに清掃を実施していきたいと考えております。利用者の皆様にけがのないように公園管理を徹底し、それでも改善の必要がある場合には適切な対策を図ってまいりたいと存じます。 ○平良眞一副議長 栄田直樹議員。 ◆5番(栄田直樹議員) ぜひ今後も安全対策していただきますよう、よろしくお願いいたします。公園利用者が安心安全に利用し、高齢者の方も、また軽度な運動なども行えるような環境にしていくために必要だと思いますので、ぜひよろしくお願いします。 また、最後に、ふてんま公園、遊具がありませんので、今後、遊具設置の検討もぜひよろしくお願いいたします。 続いて、普天間小学校校舎増改築事業の進捗状況についてお伺いしますが、この質問も毎回取り上げさせていただいておりますが、学校のPTA関係の役員もやらせていただいておりますので、その進捗も踏まえて確認させていただきます。普天間小学校、老朽化が進み、令和2年度より校舎増改築事業へ取り組まれておりますが、現在、2階の躯体工事まで進まれているかと思われますが、改めて現在の進捗状況をお伺いしたいと思います。 ○平良眞一副議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 栄田直樹議員の御質問にお答えいたします。普天間小学校校舎増改築事業の進捗状況でございますが、5月現在、建築第1工区及び第2工区とも、1階と2階の躯体コンクリート打設の打ち込みを完了しており、屋外トイレや倉庫につきましても、コンクリートの打設、金属製建具の取付けなどを完了しております。工事全体の進捗率でございますが、令和4年5月末で建築第1工区で約38%、建築第2工区で約28%となっております。 ○平良眞一副議長 栄田直樹議員。 ◆5番(栄田直樹議員) ありがとうございます。学校側からも順調に進んでいるよということもお伺いしておりますが、警備員の方もしっかりと安全対策されているかと思われますが、今後のスケジュール、工程についてもお伺いしていいですか。 ○平良眞一副議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 今後のスケジュールでございますが、7月上旬には第1工区及び第2工区とも3階躯体コンクリートの打設を行い、8月中旬には第1工区の屋上に設置するプールと更衣室などの躯体コンクリートの打設が完了する見込みでございます。完了後、電気設備、機械設備、除湿換気設備などの工事等も進んでまいりますので、全体の工事進捗率も高まっていくものと考えております。現在の全体進捗率を見ましても計画工程よりも進んでおりますので、令和5年2月末の新校舎完成を目指し、仮設校舎からの引っ越しにつきましても年度内を予定しておりますので、安全第一に普天間小学校校舎増改築事業を進めてまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 栄田直樹議員。 ◆5番(栄田直樹議員) 御説明ありがとうございます。担当部より工事写真もいただいて、御提供ありがとうございました。進捗については、1、2工区とも2か月程度、何か早まっている、早く進んでいるということも担当部署からも聞いておりますので、順調に進んでいるのも現場の職人の方々の頑張り、また担当者の当局の頑張りがあって、御尽力があって、感謝申し上げます。今後、屋外環境整備に入っていくかと思われますが、通路側のブロック塀など、また隣接する普天間高校との避難経路に対しても、今後いろいろ検討していかれると思いますが、生徒らが安心安全に過ごせるように、しっかりと屋外環境も整備していただきたいと思います。ぜひよろしくお願いいたします。 次の質問、行かせていただきます。続いて、コミュニティバス導入に向けた取組についてでありますが、コミュニティバス導入については、これまでも多くの議員の皆様から質問や提案、提言が多くなされていると思います。この宜野湾市は普天間基地をど真ん中に抱えている特殊事情を踏まえて、さらに市民の皆様、交通弱者の方々が利用しやすいように、ぜひ宜野湾市においてもコミュニティバスを導入する必要があると考えます。 そこで、コミュニティバスの導入に向けた取組が今年度より実施されるとお伺いしておりますが、どのような予定となっているか、お伺いしたいと思います。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。コミュニティバスの導入に向けた取組という御質問でございますが、宜野湾市の地域公共交通のマスタープランとなる地域公共交通計画を今年度から来年度までの2か年間で策定してまいりたいと考えております。 今年度の主な取組は、公共交通に関する現状把握や市民アンケート及びヒアリング調査等のニーズ調査を行い、地域公共交通の課題を整理いたします。来年度の主な取組につきましては、地域公共交通に係る基本方針及び目標の設定や具体的な事業等の検討、計画の評価方法を設定し、地域公共交通計画を策定してまいりたいと考えております。また、地域公共交通計画の策定並びに実施に関しましては、必要な協議を行うため地域公共交通推進協議会を設置いたしております。コミュニティバスの導入につきましては、地域公共交通計画を策定する中で検討してまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 栄田直樹議員。 ◆5番(栄田直樹議員) ありがとうございます。地域公共交通計画が今年度から2年間で進められ、ニーズ調査を行いながら課題を整理していくとありましたが、地域公共交通計画の策定に当たって地域公共交通推進協議会が開かれて、そこで事業構想に向けて検討されていくと思われますが、地域公共交通推進協議会はどのような役割を担うか、お伺いします。
    平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。地域公共交通計画を策定するためには、交通事業者をはじめ地域住民や利用者などの様々な関係者と協議を行う必要があります。そのための協議組織といたしまして、法定で定められた地域公共交通推進協議会を設置するものでございます。 ○平良眞一副議長 栄田直樹議員。 ◆5番(栄田直樹議員) 今後、様々な関係者と協議を行っていく。そして、策定されていくと思われますが、そこでコミュニティバスの必要性についてですが、今年度のニーズ調査で行われる予定と思いますが、その結果を踏まえて、今年度のニーズ調査にて必要性の把握をするという理解でよろしいですか。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。今年度に実施するニーズ調査につきましては、市民アンケート調査や路線バス利用者とのヒアリングなどを予定してございます。ニーズ調査や公共交通に関する現況把握等を踏まえて、今年度は課題の整理を行います。コミュニティバスの必要性につきましては、来年度の具体的な事業等の検討の中で協議してまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 栄田直樹議員。 ◆5番(栄田直樹議員) ありがとうございます。必要性について、現状把握し、課題を整理していただいて、ぜひ導入に向けて進めていただきたいと思います。 去る5月24日に、共生の会、知念秀明議員と茨城県土浦市へコミュニティバス事業について視察に行ってまいりました。土浦市がコミュニティバス導入の取組に至った背景には、市街地に人を呼び込むためにバスを運行しようと、まちの有志たちが立ち上がって、4年間議論されたそうです。運営に関してはNPO法人に運営を委託されておりますが、赤字覚悟の事業である点から、NPO法人単独での事業は大変難しいということだったそうです。しかし、NPO法人であるからこそ自由な判断ができ、行政では難しい賛助会費、広告収入等の収益事業や、利用者の声にスピーディーに対応できるメリットがある。官民協働であることによって、市は事業費補助金の軽減、商業者は売上げ増加、市民サービス等のそれぞれのメリットがあり、効果的であると認識が深まったということからNPO法人に運営を委託したそうです。 赤字覚悟ということから大変リスクが高い事業の一つだと思いますが、コミュニティバスを運行することによって交通弱者の方々が利用しやすくなることや、地域の活性化につながると考えられます。そこで、今後コミュニティバスを導入する場合に、委託先としてNPO法人に委託するなど検討のお考えはあるか、お伺いしたいと思います。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。コミュニティバスを導入する場合の委託先につきましては、来年度の具体的な事業等の検討や協議会での議論を踏まえて定めてまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 栄田直樹議員。 ◆5番(栄田直樹議員) ぜひ行政だけではちょっと厳しいはずなので、その辺もしっかりと協議していただきたいと思います。 今年度からニーズ調査も行われると思いますが、他県においては委託している地域などもありますので、その他県の状況も調べていただいて、調査研究していただきたいと思います。私たちが共生の会で視察してまいりました茨城県土浦市に宜野湾市の担当職員の方も視察して、一度行ってもらいたいなと思いますが、その辺、どうでしょうか。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御提言にお答えいたします。やはり県外の事例等も調査するのも重要なことでございますので、担当職員のみならず、協議会メンバーでの視察についても検討してまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 栄田直樹議員。 ◆5番(栄田直樹議員) ぜひ視察してほしいと思います。私たち視察の際にキララちゃんバスに実際乗って、市街地を回らせていただきました。土浦駅を拠点として3路線、土浦市で分けて運行されているそうです。料金が前払いで、一般の方が150円、小学生が80円と料金設定されており、6歳未満は無料となっておりました。乗車中の際、地域の方々も多く利用されて満席になるほどだったのです。それを見ると、やはり高齢者の方も結構多くて、子連れの方もいました。大変利用しやすいのだなと本当に感じられたものですから、今後、宜野湾市の地域活性化において、さらに交通弱者の方々の移動支援につながると思いますので、しっかりと調査していただいて、今後コミュニティバス導入に向けて、ぜひ取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 すみません。ちょっと時間余ってしまったのですが、私の一般質問、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○平良眞一副議長 以上で5番 栄田直樹議員の質問を終わります。 以上をもちまして本日の全日程が終了いたしましたので、本日の会議を閉議いたします。なお、次の本会議は6月24日午前10時から会議を開きます。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。(散会時刻 午後3時45分)...